呼吸が止まりやすいので、意識を向けて呼吸を止めないようにします。
第三の儀式
胸を開くことは気持ちを前向きにしてくれます。
第三の儀式は胸にあるチャクラを活性化するので、気分をすっきりとしてくれるのではないでしょうか。
また普段から浅い呼吸になっている人は、胸が広がることで深い呼吸が出来るようになります。
- 立て膝になり、足の指先も立てる
- 手はお尻の下に置き、一度呼吸を全て吐ききる
- 吸いながら上体を後ろへ倒す
- 呼吸を止めながら上体を戻す
- 上体が戻ったら再び吐き切る
- 3回繰り返す
上体を反らせる際は、腰から曲げないように胸を開いていきましょう。
第四の儀式
第四の儀式は免疫力を上げる動きになります。
- 足幅を開いた状態で長座で座り、一度息を吐き切る
- 吸いながら腰を持ち上げテーブルの形を作る
- 吐きながら元の長座にもどり、息を吐き切る
- 3回繰り返す
肩こりや二の腕の引き締め、ヒップアップにも効果が期待出来るのではないでしょうか。
第五の儀式
最後になる第五の儀式は、全身のチャクラを体に巡らせる動きになります。
- うつ伏せになり、両手を胸の側に置く
- 息を吐きながら上体を反らせる
- 吸いながらお尻を上に持ち上げる
- 吐きながらお尻を下げ上体を反らせる(膝はつかない)
- 3回繰り返す
上体を反らせるときは、第三の儀式同様腰を反らさずに胸を開くようにしましょう。
また肩甲骨を寄せて、耳と肩を離すよう(肩が上がらないように)にします。
チベット体操の進め方
チベット体操は全ての動きを数回繰り返すことが基本となります。
しかし多くやればいいというわけではなく、上記に記したように初めは3回ずつ繰り返しましょう。
チベット体操の回数に関してはルールが設けられています。
- 一週目は3回ずつ
- 二週目は5回ずつ
- 三週目は7回ずつ
- 四週目は9回ずつ
- 五週目は11回ずつ…
一週間ずつ回数を2回増やしていき、最終的には21回繰り返しおこないましょう。
好転反応が出る
チベット体操は好転反応が出る場合があります。
その症状は人それぞれですが、多くの人がだるさなどを感じるようです。
眠気やだるさは、身心のバランスが修正されるために起こるといわれており、3日程で症状は改善します。
また、便秘や下痢といった症状は一時的に過剰反応を起こす際に見受けられます。
更に老廃物などの流れが改善されることで、吹き出物や尿が濃い色に変わることもあるようです。
血流が良くなり代謝が向上すると発熱を感じることもありますが、発熱は好転反応の最終段階ともいわれ、体質改善の印ともいえます。
第六の儀式とは
チベット体操には第六の儀式が存在しており下記で紹介していますが、初心者が独学で行うのはおすすめできません。
呼吸法やチャクラに対しての知識が深まってから、行うことをおすすめします。
第六の儀式は性欲の放棄
第六の儀式は呼吸法が軸となっていますが、最終的な到達点は性欲を抑えるというものです。
第六の儀式では、呼吸法を使用し性的なエネルギーを上昇させ生命力に変えていきます。
ゆえに、通常第六の儀式を行う人は少ないように感じます。
しかし、若返り効果を高める為には第六の儀式は必須であるという意見もあるようです。
第六の儀式のやり方
- 足を肩幅に開き、上体を倒して息を吐き切る
- 吐き切ったら息を止め肩をすくめて、お尻とお腹そして喉をおすように閉じる
- 苦しくなったら息を吸う
第六の儀式は呼吸法がメインとなります。
エネルギーが上昇していくのを感じますが、下から右回りにらせん階段を上るように上昇させていきましょう。
初心者で第六の儀式をやりたいという人は、チベット体操の教室などでインストラクターから指導を受けるといいでしょう。
効果を高める為のコツ
チベット体操は若返りやダイエットを始めストレスレ改善、体調改善など様々な効果が期待出来るものです。
そこで、より効果を高める為のコツを伝授します。
無理をしない
無理をするということは体にストレスがかかっている状態です。
早く効果を感じたいからと、初めから多くの回数をやる必要はありません。
徐々に体を慣らしていくことで、少しずつ効果を実感出来るのではないでしょうか。
また上限21回ですが、それを超えると老化に繋がるともいわれています。
無理をせず、気持ちよく体操することが効果を最大限に得ることになるでしょう。
チャクラをイメージする
筋肉トレーニングを行う際は、使用する筋肉を意識して行います。
同じようにチベット体操では使用するチャクラをイメージして行いましょう。
チャクラは右回りで上昇することで、エネルギーを取り込むといわれています。
チャクラをイメージする際は右回りに上昇していくチャクラを感じてみましょう。
チベット体操の注意点
最後にチベット体操の注意点を確認しておきましょう。
ヨガマットがおすすめ
必ず何か敷かないといけないわけではありませんが、可能ならヨガマットを敷くことをおすすめします。
体操中に足が滑ってしまうと怪我に繋がり、また硬い床では膝や腰などが少々痛く感じるかもしれません。
優先したいのは身心共にストレスのない状態で、体操を行うことです。
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呼吸を正しく行なう
プラーナは生命力に繋がるものです。
体操中は呼吸を正しく使っていきましょう。
なんとなく動いているだけでは、チベット体操の効果を実感するのは難しいかもしれません。
チベット体操でエネルギーを満たしていこう
チベット体操は誰でもすぐに始めることが出来る健康法です。
身心共にバランスを崩しやすい現代にとって、日々の生活に取り入れていきたい体操といえるのではないでしょうか。
自身の中にあるエネルギーを感じながら、血流を上げ体を若返らせたいものです。
まずは3回ずつからゆっくりとはじめていきましょう。