更にセロトニン(幸せホルモン)の分泌が増え、食べたものの消化を進めてくれるというメリットも大きいのではないのでしょうか。

【関連記事】腹式呼吸の効果を徹底解説!筋肉や横隔膜への影響とメリットとは?上手にできないときのコツと注意点や腰痛予防との関係性も紹介

腰痛の予防になる

腰に痛みを抱えた男性

一見あまり関係性がないように感じますが、腹式呼吸は医師もすすめる腰痛予防法です。

筋肉的な観点から見ると、腹部のインナーマッスルが鍛えられることで腰を支えるコルセットが完成します。

この筋肉のコルセットが、腰を支えてくれるという仕組みです。

そして多くの人が抱える「非特異的腰痛」の原因はストレスといわれています。

このストレスを軽減することで、原因不明の腰痛を撃退出来るのではないでしょうか。

疲れにくくなる

人よりも疲れやすい、と感じている人は体の緊張が持続している人といえます。

実際に、寝ていても体の緊張が取れないという人も少なくありません。

腹式呼吸を練習することで、体の緊張を上手く緩めてあげましょう。

腹式呼吸は血流を良くするともいわれています。

この為、代謝が向上するだけでなく不必要となった老廃物も外へ出やすくなるのです。

内臓が元気になる

横隔膜の動きによって内臓も活発に働くようになります。

特に胃腸の働きが良くなり、消化も進むというのは上記した通りです。

また内臓は自律神経の働きに左右されるものなので、自律神経を整えることで内臓が元気に若返るともいわれています。

いうまでもなく内臓は免疫を生み出したり、ビタミンを合成したり健康に欠かせない働きをしている所…。

内臓の元気は健康に大きな影響力を持っている、といっても過言ではないでしょう。

腹式呼吸を習慣化し、内臓をどんどん元気にしていきたいものです。

血圧が高い人にもおすすめ

ストレスを感じると人は血圧が上がります。

普段から血圧を気にしている人は、ストレスを感じた時に腹式呼吸を取り入れてみましょう。

通常、ストレスを感じた時は急な血圧の上昇を起こします。

腹式呼吸は交感神経を働かせ自律神経を整えてくれるので、急な血圧の上昇も抑えてくれるのです。

習慣化させるコツ

ダイエットした女性

腹式呼吸は生活の中で是非活用していきたい呼吸であり、習慣化させることで健康維持に繋がっていきます。

ではどのように習慣化させればいいのか確認していきましょう。

まずは短い時間集中する

腹式呼吸は意識をしないとなかなか継続出来ません。

まずは1日5分程の時間を取り、呼吸に集中してみましょう。

電車での移動時や朝目覚めた後、就寝前など毎日同じ時間帯を決めると継続しやすくなります。

自分に無理のない時間で、毎日続けることが習慣化させるポイントとなります。

就寝前がおすすめ

人は夜になると副交感神経が活発になります。

静かな環境で就寝前に横になり、腹式呼吸を練習し深い呼吸を感じてみてはいかがでしょう。

後記していきますが、仰向けになると腹式呼吸を感じやすくなります。

就寝前に深くゆったりした呼吸を取り入れることで、リラックスした状態で眠ることが出来るはずです。

腹式呼吸の練習方法

寝転ぶ

腹式呼吸を一種の筋肉トレーニングだという人もいます。

意識をして筋肉を動かしていくので、確かに筋肉トレーニングといえるのかもしれません。

最初から上手くやろうとせず、少しずつ深い呼吸を入れていけるようになりましょう。

基本のやり方

  1. お腹を凹ませながら口から息を吐き切る
  2. 鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹が膨れるのを感じる
  3. 口からゆっくりと息を吐き切る

息を吸った時に、肩が上がる場合は胸式呼吸となっています。
肩の力を抜いて、まず吐く息だけに集中してみましょう。

腹式呼吸は吸い込む方が難しいので、まずは吐き切る方へ意識を向けると自然な呼吸に近づくことが出来ます。

椅子に座って行う

  1. 背もたれに背中を預ける
  2. 下腹部に手を当てておく
  3. 鼻から吸ってお腹を膨らませる
  4. 口から履いてお腹を凹ませる

背もたれを利用することで、腹圧を感じやすくなります。

寝転んで行う

腹式呼吸を最も意識しやすいのは仰向けで行う方法です。

膝を立てることで、横隔膜にも意識が向きやすいのではないでしょうか。

椅子に座った時と同様に、下腹部に手をのせていくといいでしょう。

就寝前に腹式呼吸を取り入れたい人におすすめの方法です。

ステップアップしてみたい人は完全呼吸がおすすめ

ヨガ

腹式呼吸に慣れてきた人は「完全呼吸」にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

完全呼吸は胸式呼吸、腹式呼吸、そして鎖骨部分まで空気を入れていく呼吸です。

  1. 姿勢を正して座る
  2. 片手を胸部分へおき、反対の手を下腹部にあてる
  3. 口から息を吐き切る
  4. 鼻からゆっくりと息を吸い込みお腹、胸、鎖骨周辺を膨らませる
  5. 口から息を吐き切る

可能ならば吐く呼吸も鼻から行います。

肩に力が入りやすいので、肩はリラックスした状態を保ちましょう。

完全呼吸は身体にリラックス効果を与えると共に、内臓をしっかりとマッサージすることが可能です。

腹式呼吸でゆったりした時間を過ごそう

ヨガ、フィットネス

近年注目されている腹式呼吸は、現代の私達に必要な呼吸法といえます。

疲れやすかったり原因不明の腰痛があったり、またイライラしやすいと感じる人は腹式呼吸を試してみてください。

1日5分程度のゆったりした呼吸が、身心を穏やかに調節してくれるはずです。

  

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