リラックスヨガは初心者にもおすすめできる人気のヨガです。
リラックスヨガの特徴と効果、初心者でもできるポーズを紹介します。
シークエンスの組み方とコツ、リラックスヨガの効果を高めるポイントも解説するので、ぜひ日課にしてみてください。
リラックスヨガの特徴とは？
ヨガにはさまざまな種類がありますが、リラックスヨガには特に以下のような特徴があります。
リラックスを主眼に置いている
ヨガには運動量の多いパワーヨガなどもありますが、リラックスヨガは心身のリラックスが目的です。
そのため日頃からストレスがたまっている人や、疲労が抜けにくい人におすすめです。
初心者でも気軽にできる
リラックスヨガはかんたんな動きが多いため、初心者でも気軽にできるのが特徴です。
運動不足の人や体の固い人でも無理なく行うことができます。
楽な体勢で行える
リラックスヨガは座って行う「座位」か横になって行う「臥位」のポーズが多く、楽な姿勢で行うことができます。
寝る前に行うのにも最適で、終わったらそのまま寝てしまう人も少なくありません。
リラックスヨガにはこんな効果がある
リラックスヨガの持つ効果には以下のものがあります。
自分に当てはまるものがある場合はぜひリラックスヨガを行ってみましょう。
リラックスやストレス軽減
リラックスヨガは心身ともにリラックスすることができるのが最大のメリットです。
仕事や勉強、人間関係などでストレスを感じると交感神経が優位になり、興奮状態が続きます。
リラックスヨガでリラックスすると副交感神経を優位になり、自律神経を整えることができます。
もちろんストレッチ効果もあるため、体の力を抜いて楽にできるのがメリットです。
またストレスも軽減でき、ストレスによる筋肉がこわばって起こる首や肩のコリ・腰痛・頭痛なども軽くなります。
ほかにも食欲不振や睡眠の質が下がるなどの影響があるため、リラックスヨガでストレスを解消して体調を改善させましょう。
疲労回復や睡眠の質を上げる
リラックスヨガは1日の疲れやストレスによって固くなった体をほぐして疲労を回復するのに役立ちます。
心身ともにリラックスさせるため、睡眠の質を上げることもでき、翌日の目覚めが良くなったという体験談も多いです。
寝る前に行うと寝付きが良くなる効果も期待できます。
血行促進
リラックスヨガはストレッチ効果も高く、体をほぐして血行を促進できます。
血行不良が原因になっているコリや冷え性・むくみなどの改善にもつながるため、ぜひ毎日行いましょう。
運動不足の解消
運動不足の人はぜひリラックスヨガを毎日行ってみてください。
日頃から運動をしていない人が急に激しい運動をすると怪我の危険がありますが、リラックスヨガなら安全です。
リラックスヨガで体を慣らしてから、徐々にウォーキングやランニング、軽い筋トレなどを始めましょう。
姿勢改善
ヨガのポーズは体重のかけ方や体の伸ばし方などにポイントがあり、正しく行うと姿勢改善につながります。
また、歪んだ骨盤を矯正する効果や猫背を解消する効果があります。
胃腸の働きを正常にする
リラックスヨガでストレスが軽減されると胃腸が正常に働くようになります。
姿勢が改善されることで内臓への負担も軽くなることも、胃腸の働きを正常にするのに役立ちます。
リラックスヨガのシークエンスの組み方のコツと考え方
リラックスヨガの効果を高めるためにヨガシークエンスの組み方のコツや考え方を知っておきましょう。
ヨガにおけるシークエンスとは
ヨガの「シークエンス」とは「ポーズの組み合わせと、ポーズを行う順番」を表します。
ヨガは一つ一つのポーズに意味や効果がありますが、順番が変わると得られる効果の程度が変わることがあります。
シークエンスを決める考え方
ヨガシークエンスを決めるときには、リラックスヨガを行う目的を明確にしておきましょう。
「リラックス」はもちろんですが「肩こりの解消」と「腰痛の解消」ではポーズが大きく変わります。
痛みの解消のほか、血行促進・安眠・内臓の動きを正常化するなど、どのような点に主眼を置くか考えましょう。
ヨガのシークエンスを決めるコツ
リラックスヨガのシークエンスを決めるときには、以下の3点に注目しましょう。
- 近い体勢のポーズを順番に行う
- カウンターポーズを取り入れる
- 所要時間を考える
座位から臥位、そしてまた座位など、別の体勢を取り直す必要があるポーズを連続させると手間も時間もかかります。
座位なら座位、臥位なら臥位、四つん這いなら四つん這いを近い順番にしたほうが楽に行えるので効率的です。
また、「カウンターポーズ」とは逆方向の部位を伸ばす動きを指し、セットにするとより高い効果があります。
最後に所要時間も考えておきましょう。