女性の場合は、特に下腹部を鍛えることができるお腹の筋トレがおすすめです。上半身を起こす方法は首や肩などが途中きつくなることが多いので、脚を持ち上げて行う方法が向いています。
太りにくい体質を維持するための女性用週間筋トレメニュー
筋トレはあまり多く行い過ぎると、疲労やケガの原因になる場合があります。できることなら今すぐにでも綺麗なスタイルになりたいと思うことは当然だと思いますが、何事も急激な変化を起こすとトラブルを招いてしまうことが多いです。
人間の体は変化のスピードにも限界がありますので、自然な流れで健康的にダイエットや体質改善を進めていくようにしましょう。
ダイエットや体質改善のために女性が筋トレを行うのであれば、1日の中で割く時間は長くても30分以内に収めることをおすすめします。あまり長く筋トレを行うと、逆に体に疲労が溜まりすぎたり筋肉や関節を痛めたりする場合があるからです。
女性におすすめの筋トレメニュー例ですが、例えば1週間のうちに筋トレを行う時間を90分に設定した場合、この90分を3日間で消化する、または6日間使って消化するというような考え方になります。
3日間の場合は1日のうちで空いている時間帯に30分、1日置きに筋トレを行うようなイメージです。6日間の場合は1日15分毎日行うことになります。
1日30分の場合は、上記のおすすめ筋トレ4選の中の4つ全てを30分で行います。1種目だいたい7分程度で行うとちょうど良いでしょう。
1日15分の場合は、4選のうち1種目を15分かけてゆっくり行うくらいでちょうど良いと思います。いや、もう少し頑張りたいなと思うのであれば、お腹引き締めトレーニングは毎日行い、残り3種目の中から1種目選択して順番に毎日こなすのもいいかもしれません。
女性が筋トレを行う上で注意しておきたいこと
女性は男性に比べ体が全体的に繊細な作りになっています。筋トレはダイエットや体質改善に効果的ですが、女性が行う場合は特にケガなどに気を使いながら行う必要があります。
大抵の女性は体の性質として、男性より関節の可動域が広い(体が軟らかい)ことがほとんどです。筋肉の質が男性と違っていることが理由の一つですが、その分筋肉や関節にかかる負担も大きく、男性と同じような感覚で筋トレを行うと危険なこともあります。
バーベルやダンベルなどを使用して筋トレを行うときはもちろん、器具を使用せずに筋トレを行う場合でも女性はフォームや動作スピードに関して男性以上に十分な注意を傾ける必要があるでしょう。
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