- ダンベルを上下する際には、肘を軸にする
- ダンベルを上げる際には、肘を伸ばしきらない
- 体の軸がぶれないように、姿勢を意識する
特に重要となるのは、「肘」をどう使うのかということです。ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングでは、肘を軸にダンベルを上下させる為、肘がぶれてしまうと上腕三頭筋に十分に刺激を与えることはできません。
派生系も多数
ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングをおすすめする理由の1つとして、派生系が多くあることが挙げられます。例えば、「トライセプスエクステンションライイング」や「シーテッドトライセプスエクステンション」などです。
以下の動画は、トライセプスエクステンションライイングのものになります。
同じ筋トレばかりでは飽きるものです。ぜひ、上記のような派生系にも挑戦して、いつまでも楽しく上腕二頭筋を徹底的に鍛えていきましょう。
上腕三頭筋を鍛える際の注意点
先述した通り、ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングでは肘を軸に動作します。当然、それだけ肘関節への負荷は強くなり、注意しないと思わぬ怪我や故障に繋がるのです。
重量は少なめに
ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングでは、ダンベルの重量は少なめをおすすめします。目安としては実際に10回程度試してみて、フォームが崩れない重量のものを選ぶということです。
ちなみに、最近のダンベルは重さを調節できるものを販売されています。同じダンベルトレーニングでも、メニューによって掛けられる負荷というものが変わりますから、予算があればそちらを選んだ方が使い勝手は良いでしょう。
頻繁に行わない
また、肘関節というものは疲労を蓄積しやすい部位になります。よく野球選手やテニス選手など、常に肘関節を使用しているスポーツ選手が、突然肘を故障することがありますが、これはまさに疲労の蓄積によるものです。
当然、ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングもやりすぎると肘関節に疲労が蓄積されていきます。毎日行わないのはもちろんですが、動作中に肘に痛みを感じた際にはすぐ中止することをおすすめします。
じっくり続けて理想的な太い腕に!
今回は、ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングの正しいやり方についてご紹介しました。太く逞しい二の腕作りには、ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングが効果的であることはご理解いただけたと思います。
ただ、ワンハンドトライセプスエクステンションスタンディングは上腕三頭筋を効率的に鍛えられる反面、肘関節に疲労が蓄積しやすい筋トレです。当然、無理をすれば肘関節の怪我や故障に繋がります。
大切なのは、無理せずじっくりと続けるということです。同じ筋トレばかりせず、バランスよく鍛える中で理想的な太く逞しい二の腕を目指しましょう。
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