回数とセット数

先述した通り、シッシースクワットは従来のスクワット以上に負荷の大きなものです。当然、無理な回数やセット数から始めてしまうと、続かないばかりか膝関節や腰関節を怪我や故障してしまうかもしれません。

回数とセット数の目安は、初心者であれば15回3セット、中級者以上であれば20回3セットです。また、慣れてき方は、15回5セットや20回5セットなど、回数ではなくセット数を増やして対応するようにしましょう。

シッシースクワットのポイント

ポイント

シッシースクワットは、その独特なフォームのポイントを抑えることで、より効率的に大腿四頭筋を鍛え上げることができます。どれもちょっとしたポイントばかりなので、ぜひ参考にしてみて下さい。

腰の角度を固定する

シッシースクワットでは、「腰の角度を固定する」イメージを持つのがポイントです。上体を下げる際、腰が曲がったり反ったりしてしまうと、大腿四頭筋への刺激が分散してしまいます。その上、腰関節への負荷が高まり、腰の怪我や故障に繋がるのです。

かかとをしっかり浮かせる

シッシースクワットの動作中は、「かかとをしっかり浮かせる」ことを意識しましょう。こうすることで、大腿四頭筋への刺激を最大化することができます。反対に、初心者でまだ慣れていないという方は、かかとを付けて負荷を減らしてみるのもおすすめです。

顔は前を向ける

シッシースクワットの動作中には、「顔を前に向ける」ことを忘れてはいけません。シッシースクワットは負荷が強く、つい顔を上や下に向けがちです。しかし、顔の向きがずれてしまうと、腰やかかとの角度を維持できなくなり、結果として大腿四頭筋へ十分な負荷を伝えられなくなります。

シッシースクワットで強靭な足腰に!

鍛え上げられた大腿四頭筋

今回は、シッシースクワットによる安全で効率的な大腿四頭筋の鍛え方をまとめてみました。大腿四頭筋は、足回りの筋肉の中でも、特に広く太い部位と言えます。

また、歩く・走る・飛上がるなど、大腿四頭筋の働きは日常生活には欠かせません。シッシースクワットを行うことで、そんな大腿四頭筋を太く逞しく、かつ日常動作を強化することができます。

ただ、シッシースクワットはその独特なフォームにより、膝や腰に負荷が掛かり易い筋トレです。ぜひ、紹介した正しいフォームと正しいやり方を参考に、安全かつ効率的に強靭な足腰を手に入れて下さい。

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