あまり考えずに筋トレに取り組んでいると、鍛える部分に偏りの出ることがあります。
全身の筋肉をまんべんなく鍛え、バランスのよい肉体を作り上げていくことが大切です。
今回紹介するのは「カーフレイズオンレッグプレスマシン」という、ちょっと長い名前のトレーニングです。
下腿三頭筋に効果があるというこのトレーニングのフォームや進め方、効果を上げるためのコツを紹介します。
下腿三頭筋とは
一般にはふくらはぎ
下腿三頭筋は、一般にふくらはぎと呼ばれる部分の筋肉です。
もう少し具体的に言うと、膝から下の裏側についている筋肉ですね。
下腿三頭筋は総称であり、「腓腹筋」と「ヒラメ筋」から構成されます。
腓腹筋がヒラメ筋を覆うように存在しており、これがふくらはぎを形成しています。
ふくらはぎは、短パンや短めのスカートを履いていると露出する部分でもあります。
ここに脂肪がたまって、歩くたびにぶよぶよするのは見栄えが良くないですよね。
しっかりトレーニングをして引き締めたい部分の1つです。
下腿三頭筋の働き
下腿三頭筋は、足関節の底屈(底に曲げる動き)と、膝関節の屈曲(曲げる動き)に関わります。
もう少し具体的に言うと、立った状態から始めるあらゆる運動に関わる筋肉です。
走ったり、跳んだり、姿勢を維持したり。
スポーツの場面だけではなく、日常生活にも大きな影響を与える筋肉です。
カーフレイズオンレッグプレスマシンの特徴
トレーニングの準備
カーフレイズオンレッグプレスマシンに取り組むには、以下のトレーニング器具が必要です。
- レッグプレスマシン
レッグプレスマシンとは、前後に動きようにセットされたイスと、プレートからなるマシンです。
イスに体を預けたまま足でプレートを押すことで、脚の筋肉を集中して鍛えることができます。
その名前の通り、レッグプレスをするために利用されるマシンですが、少し工夫をすることでカーフレイズオンレッグプレスマシンにも取り組むことができます。
レッグプレスマシンはかなり高価で設置するためのスペースも必要とするため、一般的にはスポーツジムのように専用の器具を設置してある場所で取り組むトレーニングとなります。
家庭ではカーフレイズがおすすめ
スポーツジムにいく時間がない、あるいはちょっとした空き時間に取り組めるトレーニングを知りたいという方には、「カーフレイズ」をおすすめします。
階段の端や台の端に立ち、つま先立ちをしたり戻したりするだけ。
段差がなければ普通の床でも構いません。
特に器具を必要としませんから、家事をしながら、通勤通学の電車の中、仕事中などに気軽に取り組めるトレーニングです。