ホエイプロテインは「プロテインの王様」
ホエイプロテインはその吸収率のよさから「プロテインの王様」とも呼ばれています。
ホエイとは乳清のこと。ヨーグルトの上の透明な液体、と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。
ホエイプロテインは、その透明な液体である乳清に含まれているプロテインです。
そんな、実は身近な原料からつくられていた「ホエイプロテイン」のメリットとデメリットをご説明します。
また、製法別におすすめプロテインの紹介もしているので「ホエイプロテインは種類が多すぎてどれを買ったらいいのかわからない」という方は、是非参考にしてください。
ホエイプロテインの特徴
それでは、ホエイプロテインのメリットとデメリットについてご紹介します。
ホエイプロテインのメリット
消化吸収が早く、即効性がある
ホエイプロテインは摂取してから1~2時間という早さで吸収されるので、トレーニングによって損傷した筋線維に素早く届き、修復する効果が期待できます。
同じ牛乳からつくられるカゼインプロテインの吸収が6~8時間後であることと比べれば、その即効性が分かるでしょう。
よって、ホエイプロテインは筋トレの直前あるいは直後30分以内に摂取するのが効果的です。
【参考記事】プロテインの効果は飲むタイミングで決まる?
アミノ酸組成が人体にやさしい
ホエイプロテインはアミノ酸組成が母乳と酷似しており「理想のタンパク質」と呼ばれています。
それゆえ体内で非常に吸収されやすく、筋肉の原材料として優れているのです。
ホエイプロテインのデメリット
体質によってはアレルギー症状が出ることも
ホエイプロテインは牛乳が原料となっているため、牛乳アレルギーを持つ方が摂取するとアレルギー症状を引き起こす懸念があります。
しかし乳糖不耐症の方の場合、製造過程で乳糖が極限まで除かれる、WPIやCFMなどを利用することで解決するかもしれません。(注意:WPIやCFMでも含有する乳糖が全くのゼロではありません)
【参考記事】プロテインの絶対に知っておきたい基礎知識について
【参考記事】カゼインプロテインのおすすめって?選び方と効果をお教えします
ホエイプロテインの種類
ホエイプロテインは、その製法によって4種類に分けられます。
WPC(Whey Protein Concentrate)コンセントレートプロテイン
ホエイプロテインのスタンダード。濃縮膜処理法と呼ばれることもあります。