しかし筋トレダイエットを志す方の多くは、魔法のように痩せることを夢見ているのではなく、自分の努力を結実させるために選んでいる傾向が強いのです。
そのため、そういった誤解はまずありえないでしょう。

脂肪で弛んだ身体ではなく、引き締まった身体の方が恰好良いと思っているのだから、何でもかんでも消費カロリーや体重という数値の話にするべきではありません。

筋トレによるカロリー消費、アフターバーン効果

アフターバーン効果についてご存じでしょうか?

例えば有酸素運動、ジョギングをしている間は一定の量で脂肪は燃焼しますが、激しい運動ではないので止まってしまえば呼吸も戻り、鼓動も落ち着きます。

逆に短距離走を1分程度の休みを挟んで繰り返したとしましょう。
徐々に運動のペース自体は下がっていくかもしれませんが、走り終えた後も鼓動は中々落ち着きませんし、荒い呼吸が続く筈です。

スクワットで脂肪を燃やす

ヒンズースクワットのグループエクササイズ

スクワットには、この短距離走を繰り返した時と同様の効果があります。

しっかりとした姿勢でゆっくり100回のスクワットをやると、体への疲労が大きくしばらくは体が熱くなったりします。これこそがアフターバーンなのです。

スクワットに限らず、筋トレは様々なメニューを休憩を挟みながら行います。
各種目しっかり追い込まないと効果が出ないものが多く、身体を酷使しては休み、次の部位を酷使する、という連続なので、思いの外脂肪が燃焼するのです。

脂肪を燃焼させるスクワットのやり方

では脂肪燃焼するスクワットのやり方をご紹介します。
次の動画を参考にトライしてみましょう。

筋トレは有酸素運動の否定ではない

ジムでトレーニング中の男性

スクワット否定派は「有酸素運動とスクワット」の比較論にしたがりますが、そもそも筋トレダイエットを志す人は有酸素運動を否定していません

例えば腹筋をシックスパックに割りたい場合、腹筋をつける以上に体脂肪を落とす必要があります。
そのために食事制限や、有酸素運動による脂肪燃焼に取り組んでいる方が殆どです。

ただし、有酸素運動をするだけなら走った分だけしか脂肪は燃えませんが、筋トレをしていれば筋肉が大きくなった分、ジョギングで燃える脂質の量も増える訳です。

まとめ

リビングでスクワットをする男性

ダイエットにあたってスクワットなどの筋トレを否定する方は多いのですが、その主張といえば体重や消費カロリーという表面的な数字を追った乱暴な比較論が目立ちます。

受け取り手にそこまで浅はかな人は少ないでしょう。
無論、緩くやっているだけでは効果は期待できませんが、スクワットは引き締まったボディを手に入れるためには効果的なトレーニングです。是非ダイエットの一環として取り組みましょう。

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