それこそ両手で引っ張るだけでもトレーニングになりますから、いつでも気軽に取り組むことができます。
多彩なトレーニングが可能
単純にセラバンドを引っ張るだけではなく、使い方を工夫するだけでさまざまな筋肉を鍛えることができます。
上腕から大胸筋、腹筋や背筋など。
ひとつの器具でこれほどのトレーニングに対応しているのは、コスト面を考えてもうれしいことです。
セラバンド利用の注意
ゴムの反動
黄褐色、黄色など抵抗の低い色ではそれほどでもないでしょうが、抵抗の高い色では引っ張れば引っ張るほど、その抵抗は大きなものとなります。
自分の筋肉でその抵抗を制御できないほどになってしまうとケガの恐れもありますし、なにより反動で戻しては十分なトレーニングになりません。
そういう観点からも、自分に合った抵抗のセラバンドを利用する必要があります。
握り方に一工夫
普通に握りしめてもいいのですが、抵抗が大きくなってくると、持ち続けるのにも一苦労です。
うっかり離してしまうと、体にパチンと当たりかなりの痛みがありますしね。
そのまま保持するのが難しければ、手にぐるっと巻き付けて持つようにしましょう。
セラバンドを使ったトレーニング
ここからは、セラバンドを使った筋トレを紹介します。
上腕二頭筋を鍛える
ダンベルを上下させるカール運動を、セラバンドを使って行ないます。
重たいダンベルを持ち運びする必要がなく、バンドの長さによって強度を調整できるメリットがあります。
- 足を肩幅程度に開く
- 片手にセラバンドを持つ
- 適当な長さのところでセラバンドを踏んで長さを固定する
- 脇をしめて肘を固定したまま、肘を曲げてバンドを引っ張る
- ゆっくり戻す
こちらの動画は両手ですが、もちろん片手でも構いません。
上腕三頭筋を鍛える
上腕三頭筋もしっかり鍛え、上腕全体のボリュームを出していきましょう。
- 足を肩幅程度に開く
- 片手にセラバンドを持つ
- 適当な長さのところでセラバンドを踏んで長さを固定する
- 気をつけの姿勢から、手を後方に動かす
- ゆっくり戻す
広背筋を鍛える
セラバンドのスタンダードな使い方では、主に広背筋を鍛えることができます。
持つ位置や長さを工夫し、強度を調整しましょう。
- 足を肩幅程度に開く
- 両手にセラバンドを持つ
- 前方にまっすぐ手を伸ばす
- 手を広げセラバンドを引っ張る
- ゆっくり戻す
大腿筋を鍛える
バーベルを持ち上げる「デッドリフト」のような動きを、セラバンドで再現します。
大腿筋だけではなく、広背筋、大臀筋、ハムストリングなどを幅広く鍛えることができます。
- 両手にセラバンドを持つ
- 両足でセラバンドを踏んで固定する
- おしりを突き出し、上体を45度位傾け背筋は伸ばす
- セラバンドを引き上げ上体を起こす
- ゆっくり戻す
今回紹介したトレーニングはごく一部であり、セラバンドを利用したトレーニングは多数考案されています。
誰にでも手軽に扱うことができるセラバンド。
あなたのトレーニングメニューにも加えてみてはいかがでしょうか。
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