腹筋をどのように鍛えればいいのか
最近は男性だけでなく女性もシックスパックを目指して腹筋のトレーニングに励む人が多くいます。もちろんシックスパックを目指すだけではなくぽっこりお腹の解消や、くびれを作るため、ダイエットをしたいからなど理由は様々です。
しかし目的にあったトレーニングを理解していないとその効果は最大限に発揮されません。この記事では腹筋を鍛えるメリットからトレーニング方法、ダイエット効果も得られるようにしっかりと解説します!
女性が腹筋を鍛えるメリット
引き締まったくびれを作ることができる
くびれを作るためには腹斜筋を鍛える必要があります。腹斜筋は肋骨の下から脇腹までお腹のサイドを斜めに包み込むようにある筋肉です。脇腹に手を当てて上体を捻じると腹斜筋が収縮しているのがわかると思います。
腹斜筋は上体起こしなど通常の腹筋トレーニングでは満足に鍛えることができません。ちゃんと腹斜筋を鍛えるトレーニングをすればすぐに効果が見えてくる部位でもあるのでくびれを目指す人はぜひ鍛えておきましょう。
基礎代謝をアップできる
筋肉量が増えれば基礎代謝がアップします。太りにくく痩せやすい体には基礎代謝のアップが欠かせません。年齢とともに基礎代謝は落ちていくので将来のためにも鍛えておいて損はありません。
綺麗な姿勢を維持できる
腹筋は背骨をまっすぐに支えるコルセットの役割も果たしています。ですので腹筋が弱い人は上体を支えられなくなり猫背になってしまい、見た目の印象も悪く映ります。
そうならないためにも日頃から腹筋を鍛え、綺麗な姿勢を維持できるようにしましょう。
腰痛の予防と改善ができる
腹筋が弱い人は背骨に負担がかかりやすく腰痛の原因になってしまうこともあります。そうならないためにはインナーマッスルを鍛えて背骨にかかる負担を減らせるようにします。
ぽっこりお腹が解消できる
ぽっこりお腹の原因の一つに腹筋が弱くなっているために内臓が下に下がってきている可能性があります。それを解消するためには腹直筋下部を重点的に鍛えるトレーニングがいいでしょう。
上体起こしなどの腹筋運動では腹直筋上部は鍛えられても下部には十分に鍛えることができません。腹筋運動をしているのにぽっこりお腹が解消されないという方はトレーニング方法を変えてみるといいかもしれません。
腹筋のトレーニング方法
外腹斜筋を鍛えるツイストクランチ
- 手を頭の後ろに組み、足を床につけて仰向けになります。
- 右側に体をひねりながら上体を起こしつつ、右膝を腹筋側に曲げていきます。
- 左肘と右膝がタッチしたら一旦止め、ゆっくりと元の状態に戻ります。
交互に繰り返し1セット8回〜12回を3セット行います。
くびれを作るために必要な腹斜筋のトレーニングです。腹斜筋は内腹斜筋と外腹斜筋に分かれておりツイストクランチは外腹斜筋を鍛えるトレーニングになります。
※ツイストクランチの注意点
腹斜筋を常にイメージしてトレーニングをしてください。肘と膝をつける際は手や足が先行しないようにしっかりと体をひねります。