肩こりに悩んでいる方は多い
肩こりに悩まされている方は多いでしょう。
慢性化する方も多く、腰痛と並んで中々改善しない痛みの代表格です。
原因もよく分からないまま痛みに耐えていたり、湿布や塗り薬などで誤魔化している方もいるでしょう。
身体の内部のことなので、原因はこれだと決めつけるのにはリスクもありますが、今回は身体の構造面から肩こりの原因や治療の可能性をご紹介します。
肩こりの原因とは?
肩こりの主な原因は幾つかあります。
- 内臓の不調
- 運動での神経損傷
- 血行不良
肩こりは、時として内臓の不調で起こることもありますし、スポーツ選手の場合は運動で神経を損傷して起こることもあるでしょう。
ただ、一般的に最も多いのが血行不良による肩こりです。
血行不良というと、運動不足や冷え性などが元々の原因になりますが、具体的な対応をしないままマッサージでやり過ごしているうちに、悪化したり、慢性化させてしてしまう方が多いのでしょう。
筋肉の構造から見た肩こりの原因
僧帽筋とは?
ここではもう少し、筋肉の構造から見た原因を確認してみましょう。
まず、肩こりに大きく関わっているとされる筋肉が僧帽筋です。
僧帽筋は首筋から両肩、背骨の途中までを覆う菱形状の大きな筋肉です。周囲の筋肉と連動しながら腕や肩を動かしたり、首を起こす働きを担っています。
そして、腕や肩甲骨はこの僧帽筋に吊り下がるような形で首と繋がっています。
つまり僧帽筋には常に腕や肩がぶら下がっているのです。
僧帽筋への負荷で起こる肩こり
例えば睡眠不足で肩がこるというのは、単純に僧帽筋への負荷が掛かり過ぎているという可能性があります。
しばらく立っていると無意識に手を腰にやったり、腕を組んだりすることがあるでしょう。これは、腕の重さを軽減するための動作なのです。
同じ体勢のままでいると肩を回したくなったり、伸びをしたり、というのも僧帽筋への負荷を軽減しようという身体の動きです。
そのため、肩こり解消へ向けた対策の一つとして、僧帽筋を鍛えるのが有効です。
僧帽筋を鍛えて肩こりを解消する
僧帽筋は、ボディビルダーのような専門の方からすれば鍛えるべき筋肉として知られていますが、一般的には認知度の低い筋肉と言えます。
僧帽筋を鍛えるおすすめトレーニングとして、ここではシュラッグをご紹介します。
次の動画と関連記事を参考にトレーニングしてみましょう。