お尻を後ろに引くようにして、膝は前に出ないようにします。
このフォームでスクワットを行うことにより、大腿四頭筋、大臀筋、広背筋などあらゆる筋肉を使用することができます。
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ベンチプレス
選手権大会におけるベンチプレスの判定基準は以下のものです。練習するときに意識して行いましょう。
- 胸の上でバーが静止している
- 挙上時にバーベルが傾かない
- 挙上時にバーベルが下がらない
- フィニッシュは両肘が伸びている
- 足がずれない
ベンチプレスを行う際の正しいフォームですが、バーベルを拳上するときは肩甲骨を寄せて胸を張りましょう。
お尻を浮かせるとルール違反になりますので、お尻はベンチにしっかりとつけて行いましょう。
また、グリップの幅は広げるほど高重量を挙げることができますが、ルール上81センチ以内と決まっていますので、80センチくらいのグリップ幅で行いましょう。
バーベルを胸の上までおろしたら、しっかりと静止しましょう。勢いをつけて反動で拳上するのはベンチプレスとは言えません。
また、胸の上で静止させることによって、しっかりと大胸筋に効かせることができます。
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デッドリフト
選手権大会におけるデッドリフトの判定基準は以下のものになります。
- 挙上途中で脚の上であおらない
- 挙上途中でバーベルが下がらない
- フィニッシュは脚と背中が伸びきっている
- フィニッシュ時に肩を返している
デッドリフトは初心者にとっては難しい種目になります。
初心者の方は背中や腕が曲がり、バーベルが重たく感じるようなフォームになっていることが多いです。
正しいフォームですが、バーベルが手から離れないようにするため、右手と左手を反対に向けて握ります。
顔は正面に向けて背中は真っ直ぐに伸ばします。バーベルを上げる時は、体から離さないようにして拳上します。
バーベルをおろす時も背中は真っ直ぐにしたままおろします。
以上を意識しながら少しずつ重量を上げていくようにしましょう。
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まとめ
以上、パワーリフティングとトレーニングについて紹介してきました。
パワーリフティングのトレーニングは週に3日程度行うのが一般的です。
例えば、月水金もしくは火木土にトレーニングを行うとすると、トレーニングをした翌日は休みをいれます。
月曜日にスクワット、水曜日にベンチプレス、金曜日にデッドリフトと振り分けることによって、各部位をしっかりと休ませることができます。
選手権大会に出場することを目指して、この記事を参考にして頑張っていきましょう。