巷には、数え切れないほどのダイエット方法が存在しています。
最近では糖質制限ダイエットも大きな話題になっていますが、そんな中でじわじわ注目を集めているのが「プロテインダイエット」です。
プロテインダイエットとはどんなダイエットなのか、より効果的に取り組むための摂取方法や食事、そして運動について解説します。
プロテインのイメージは・・・
筋肉をつけるために飲むもの?
プロテインと聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「筋トレをしてムキムキな人が飲んでいるもの」
「筋肉をつけるために飲むもの」
このあたりが一般的なイメージであり、プロテインでダイエットと言われても、すぐにはイメージしづらいかもしれませんね。
プロテイン=タンパク質
プロテインは日本語で言うと「タンパク質」のことです。
タンパク質と言えば、炭水化物や脂質と並ぶ三大栄養素であり、人間が生きていく上で必要なエネルギーを生み出してくれる大切な栄養素です。
肉や魚、卵や豆など、身近な食材に豊富に含まれている栄養素でもあります。
タンパク質は、体づくりに重要な役割を果たす栄養素です。
筋肉や肌、髪の毛やツメなどはいずれも、タンパク質、あるいはタンパク質を分解して得られるアミノ酸などが中心となって作られています。
特に筋肉では、運動で疲れた筋肉を修復したり、筋肉を大きくする筋肥大に関わったりしていますから、「プロテイン=筋肉」というイメージが強く根付いています。
実際に、日本ではプロテインと言えばタンパク質というより、筋肉をつけるために摂取するサプリメントというイメージが強い現実があります。
もちろんそれは間違いではありませんが、プロテインの一面を表しているに過ぎません。
プロテインダイエットの基本
一食をそのまま置き換える
筋肉をつけることを主目的としてプロテインを摂取する場合、3食はきちんと取りつつ、運動前や後などにプロテインを摂取します。
プロテインダイエットの場合、ある一食を高プロテイン食に置き換えます。
日常の食事で多く摂取してしまいがちな炭水化物(糖質)の摂取量を抑えつつ、必要なエネルギーはプロテイン、つまりタンパク質で補うことができるのが、この方法の特徴です。