HIITってなに?
HIIT(High Intensity Interval Training )とは、短時間に高強度の運動と短時間の休息(または軽い運動)を繰り返し交互に行う高強度インターバルトレーニングのことです。
体脂肪燃焼トレーニングとも言われており、短い時間で行うにもかかわらず有酸素運動と無酸素運動の両方の効果が得られるので時間がない方や筋肉を維持しつつ全身の持久力をつけたい方にオススメです。
ちなみにタバタ式プロトコルもHIITの一種と考えられています。
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HIITの効果
持久力の向上
HIITを元にした研究結果で、最大酸素摂取量を増やすことがわかっています。最大酸素摂取量とは運動中に体内で使用することができる酸素の最大値です。
運動中に使用される酸素量が多ければ多いほど長時間の運動ができるので、体力も高いということになります。この最大酸素摂取量はマラソン選手などに多く、最大酸素摂取量を増やすには長時間の運動が必要だと考えられてきました。
しかしHIITでは10分〜20分という短時間で最大酸素摂取量を増やすことができるのです。
筋肉を落とさずに有酸素運動ができる
長時間の有酸素運動をする際には初めに体に蓄えていたエネルギーを使い、次に筋肉を分解してエネルギー源を作ろうとしてします。そのため有酸素運動しつつ、筋肉を落とさずに運動するというのは難しいものがありました。
しかしHIITでは短時間で有酸素運動と同じ効果が期待できるので、筋肉を分解する前にトレーニングを完了できます。
有酸素運動よりもカロリー消費が多い
15分〜20分程度のHIITを行った時のカロリー消費は60分のジョギングと同等、もしくはそれ以上のカロリー消費ができるといわれています。
短時間でジョギングと同じ効果が得られるのでダイエットなどで時間がないと嘆いている方にもHIITは大変オススメです。
HIITのやり方
基本的には高強度の運動と短時間の休憩を繰り返します。注意したいのは人によって高強度の差は異なるということです。目安として運動をしている最中は最大心拍数の85%以上を維持するように行います。