人気上昇中のカーブス!どんなフィットネスクラブ?
カーブスはフィットネスクラブというカテゴリーではありますが、運動内容を見ると体操教室のような形に近いものになります。
店舗数は日本全国で1,760店以上。国内では圧倒的な規模です。店舗の運営は株式会社カーブスジャパンが中心となりますが、その多くはフランチャイズ形式となっています。
本部直営店・フランチャイズ店どちらにも共通している特徴が、それぞれ店舗がある地域で、地域清掃やお祭りなど地域の行事に店舗関係者が積極的に参加しているところです。地域密着を積極的にアピールすることにより、会員獲得を拡大しています。
カーブスの会員は、どこでもだいたい平均60歳程度。今まであまり運動をしたことがない、または運動があまり得意ではない方が中心となっているトレーニングジムです。
営業時間や主な利用者層などカーブスの特徴は?
会員が支払う毎月の会費を抑えることを目的とした営業時間
カーブスは会員が毎月支払う会費を抑えることを目的とし、営業時間を工夫しています。営業時間は、他の大手フィットネスクラブなどと比べるとやや短めです。
平日は10時から19時までの営業で、13時から15時はクローズとなっています。土曜日は半日のみの営業で、日曜と祝日は営業していません。平日の昼間に仕事をして、土曜と日曜・祝日がお休みの方にとっては通うのに難しい時間帯なのではないでしょうか。
比較的、20代や30代のといった働き盛りの世代は会員数が少ないかもしれません。この時間帯と日程であれば、昼間の在宅時間が長い方は満足できるでしょう。カーブスが年齢層の高い女性に人気がある理由の1つです。
高齢女性がターゲットのキーワード
カーブスに入会している会員は、40代から60代の女性が中心となっており、最高年齢は90歳を超えています。
年代別で会員の構成を見ても、20代やそれ以下・または30代が少ない割合となっており、40代・50代から上の世代がほとんどとなっています。特に50代・60代の方が約半数を占めているようです。
また、トレーニングプログラムの日程を自由に選ぶことができるというカーブスの特徴も、高齢女性に人気がある理由の1つだといえます。しかも月の中で通う回数は好きに選ぶことができるという特徴も、会員には嬉しいはずです。
カーブスの利用料金と入会後の流れ
比較的利用しやすいといえる料金設定
カーブスに入会するには、まず入会金として15,000円(税込み1万6,200円)が必要となります。
月々の会費はコースによって違ってきますが、基本的には5,700円(税込み6,156円) となっており、条件により6,700円(税込み7,236円)というものがあります。
カーブスのシステムを体験したい場合は、インターネットから申し込めば無料体験を1回行なうことができ、しかも入会金が半額となりとてもお得です。 インターネットで申し込むことにより 、合計で約8,000円割引してもらうことと同じです。
カーブスはどんなトレーニングプログラム?
それでは、カーブスに入会した後はどのようなトレーニングプログラムを受けることができるのでしょうか。まずは前提として、トレーナーによる体組成測定やカウンセリングを受ける必要があります。
次にトレーニングですが、一般的なフィットネスクラブとは異なる部分が多くなっています。カーブスでは30分のトレーニング時間の中で、有酸素運動や筋力トレーニング・ストレッチなどの要素が複合的に組まれているプログラムを行なうことになります。
プログラムの具体的な内容は、上半身のトレーニングマシン・ステップボードによる有酸素運動・下半身のトレーニングマシン・ステップボードによる有酸素運動、という流れで、12種類のマシンとストレッチによって2周まわります。
この12種類のトレーニングと有酸素運動を組み合わせたプログラムにより、体についている脂肪を燃焼させる効果が維持できます。さらに、酸素が体の中を巡ることによる体温の上昇効果も期待でき、脂肪を分解させる酵素を活性化させてくれます。
有酸素運動や筋トレをより効果的にするカーブスで行うストレッチとは?
カーブスでは、12種類のマシンを使った有酸素運動や筋トレの他にさらに12種類のストレッチを行っています。
ストレッチは運動後に行うことで、筋肉痛を和らげたり筋トレの効果がアップすることでも知られています。では、カーブスで行われているストレッチをいくつかご紹介していきましょう。
アキレス腱を伸ばすストレッチ
動作:体の前後に足を平行に広げて行います。
効果的な部位:アキレス腱、腓腹筋など
ストレッチを行う時のコツ:後ろに引いた足はかかとが地面から離れないようにします。前足の膝はつま先から前に出ないように意識し、前足はつま先に体重をかけます。後ろに引いた足の裏側に意識を向けると良いでしょう。
足の裏側のストレッチ
動作:アキレス腱を伸ばすストレッチからそのまま片足を一歩後ろへ引きます。
効果的な部位:大殿筋、ハムストリングス、腓腹筋など
ストレッチを行う時のコツ:おしりとふくらはぎを意識しながら行います。この時、前に出している足のつま先を天井へ向けるようにして足を伸ばすとより良いでしょう。
太もものストレッチ
動作:足首を掴んでお尻に足の裏がつくように太ももの前側を伸ばします。
効果的な部位:大腿四頭筋など
ストレッチを行う時のコツ:もう一つの膝は伸ばしきらずに少し曲げておくと転倒しにくくなります。また、このストレッチを行うときは片手でどこかに掴まって行うとさらに安心です。
わきのストレッチ
動作:片手は腰に置き、もう片方の手をまっすぐに伸ばします。