みなさんはトレーニングをどこでしていらっしゃるのでしょうか。
マシンがたくさんあるスポーツジムという方もいるでしょうし、自宅が中心という方もいらっしゃることでしょう。
自宅での筋トレというと、自重トレーニングであったり、使ってもダンベル程度が多いと推測されます。
しかし、自宅に設置できる器具の中にも、効果の高いものはたくさんあります。
今回紹介するのは「アブコースター」です。
アブコースターとはどんな器具なのかまとめましたので、参考にしてみてください。
アブコースターとは
アブコースターは、腹筋を鍛えるトレーニング器具です。
手で握るグリップと、膝を乗せるパッドがあり、弧を描くように配置されたレールの上を、パッドで前後に移動します。
パッドを前に動かし引き上げるときに、腹筋が鍛えられる仕組みになっています。
アブコースターは商品名であり、特定のメーカーからしか販売されていません。
ただし、アブコースターの原理を利用した腹筋トレーニングマシンであれば、別のメーカーのものも存在します。
アブコースターの特徴
自宅にも設置可能
アブコースターのサイズは、「幅64cm×高さ127cm×長さ130cm」です。
それほど大きなものではありませんので、比較的容易に設置することができます。
ただし、重さが30kg以上ありますので、気軽に移動できない点は知っておいたほうがよいでしょう。
腰への負担が少ない
腹筋を鍛えるトレーニングというと、「クランチ」や「シットアップ」など、器具なしでも手軽に取り組めるものがあります。
これらのトレーニングでは、下半身を固定した状態で上半身を動かし、腹筋を鍛えることを意図しています。
一方で、この動きの中では腰も使うことになります。
腰のトレーニングにもなるというプラスがある一方で、それより懸念されるのが腰痛です。
座り仕事が増えた現代では、腰痛に悩む人が増えています。
そんなみなさんにとって、腹筋を引き締めようと思ってもクランチやシットアップは大変辛い運動になるのですね。
アブコースターでも、ある程度は腰を使いますが、クランチやシットアップほど曲げ伸ばしを繰り返すわけではありませんので、腰への負担は比較的少ない中で腹筋を鍛えることができます。
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