自転車がブームになっている中、屋外に自転車を乗りに行く時間的な余裕も無いという人も多くいます。そんなときに運動不足解消の役に立つのが「エクササイズバイク」です。
エクササイズバイクにはアップライトタイプやリカンベントタイプといった種類があり、それぞれ運動効果や形が異なります。おすすめのエクササイズバイクをベスト20をご紹介しつつ、ダイエットにも効果があるエクササイズバイクの使い方をご紹介します。
エクササイズバイクとエアロバイクの違いは
「エクササイズバイク」は屋内で使えるトレーニング器具です。自転車のような形状をしていますが、実際に走ることはありませんし車輪もついていません。
ここまで聞くと「エアロバイクとの違いは?」と疑問に思う人もいるでしょう。どのような違いがあるのか見ていきましょう。
エクササイズバイクとエアロバイクは同じもの
一般的に「エクササイズバイク」と「エアロバイク」は同じものを指します。屋内で自転車こぎトレーニングを行う器具のことで、形状や負荷などは商品によって異なります。
「エアロバイク」という名称は商標登録された商品名なので、通常は「エクササイズバイク」または「フィットネスバイク」と呼ばれています。
エクササイズバイクは体に負担がかかりにくい
エクササイズバイクの最大のメリットは、「体に負担がかかりにくい」ということです。ランニングやウォーキングを始めとしたエクササイズはひざや腰といった関節に負担がかかりがちです。
エクササイズバイクは座ったまま運動ができるため、腰痛持ちの人でも体への負担を軽くしてエクササイズが行えます。
空き時間に気軽にできる
自宅にエクササイズバイクがあれば、空いている時間に気軽に行うことができます。TV番組を見ながら、CMごとに休憩を入れて漕いでいたら1時間経っていた、という人もいるくらいです。
音楽を聞きながら、動画やDVDを見ながらでもできるのがエクササイズバイクのメリットです。
エクササイズバイクの種類
エクササイズバイクには形状によって「アップライトタイプ」「スピンバイクタイプ」「リカンベントタイプ」という3種類があり、それぞれ効果が異なります。
アップライトタイプ
アップライトタイプが最も一般的なタイプのエクササイズバイクです。価格も3種類の中では割と抑えめで、折りたたみできるものも多いです。使うときも収納するときも場所を取らないのがメリットです。
スピンバイクタイプ
スピンバイクタイプはロードバイクにのっているときのような前傾姿勢で漕ぎます。負荷も3種類の中で最も高くなるようにつくられているため、心肺機能とスタミナの向上のために使われます。
アスリートがトレーニングで使うのはこのタイプです。運動不足の人やリハビリ目的、高齢者の体力維持には使いづらいバイクです。
リカンベントタイプ
リカンベントタイプは背もたれが付いているのが特徴です。背もたれに寄りかかって楽な姿勢で漕ぐことができます。リハビリ用や高齢者向けとして使われることが多いですが、サイズが大きくなりがちで折りたたみなども出来ないものが多いのが欠点です。
エクササイズバイクの選び方
エクササイズバイクを選ぶときには用途・価格・大きさ・機能をチェックしましょう。
用途で選ぶ
運動不足の解消が目的の人、入院後などのリハビリが目的な人、本格的にトレーニングを行いたい人では購入するバイクが異なります。
通常の運動不足解消であればアップライトタイプで十分ですが、体力を回復させたり高齢者が使ったりする場合はリカンベントを選ぶ必要があります。