バランスボールで背筋を鍛える
バランスボールは、座っているだけでもインナーマッスルを鍛えられる、体幹トレーニングにとても役立つトレーニング器具です。
弾力性のある大きなボールに座っているだけで、全身の筋肉が刺激される優れ物。テレビを見ながらでも本を読みながらでも、ちょっとした空き時間に腰掛けるだけでトレーニングになりますし、またオフィスの椅子がバランスボール、なんて会社もあるようです。
ここでは、座っているだけでも様々な筋肉を刺激しトレーニングの一助となるバランスボールで背筋を鍛える方法をご紹介します。
背筋とは
背筋とは背中にある筋肉群の総称です。
- 僧帽筋
- 広背筋
- 長背筋
以上の3つの筋肉で構成されています。
ではそれぞれの筋肉について確認していきましょう。
僧帽筋
僧帽筋とは首、肩、背中の中央にある第十二胸椎を結ぶ三角形の形をした筋肉で、肩や腕の運動などの土台にもなる重要な筋肉です。
首を起こしたり、背筋を伸ばす時に使われます。
この僧帽筋の筋力が弱いと肩凝りの原因にもなる、背面上半身をコントロールする大事な筋肉です。
広背筋
広背筋は、脇腹から背中にかけて大きく広がる、物を引っ張る動作などに大きく関わる筋肉です。
脇の下に手を入れて探ると触る事が出来ます。
広背筋は人体の筋肉の中で一番広い面積を持っています。
長背筋
お尻の一番出っ張っているところ(仙骨)から首の付け根に向かって走る筋肉群で、上体を起こしたり、姿勢を維持するのに使われる筋肉です。
この筋肉を鍛えることで、腰痛を予防したり、運動能力の低下を防ぎます。