バドミントンは誰でも気軽に始められるスポーツですが、大会へ出場するとなるとユニフォームは「日本バドミントン協会検定合格品」の必要が出てきます。
「ヨネックス」や「ミズノ」などのメーカーがメジャーですが、今人気のブランドは何なのでしょうか?襟なしデザインか襟ありデザインか……バドミントンはユニフォーム選びに厳しいルールがある事でも有名ですが、同時にユニフォーム選びを楽しめるスポーツとも言えます。
体の動きにフィットしより快適なテンションの上がる1枚を見つけて気持ちよくショットを決めていきましょう!
バドミントンのユニフォームの選び方
バドミントンは他の競技に比べて比較的規定の厳しいスポーツとなっておりユニフォームを選ぶにも幾つかの注意すべき条件があります。
とは言え基本の条件をしっかり踏まえておけばお気に入りのユニフォームをがきっと見つかるはずです。
日本バドミントン協会検定合格品である事
試合で使用するユニフォームの場合、検定合格品である必要があります。白の襟付きシャツであればほとんど問題なく着用できますが、カラーの場合は注意が必要です。
「相手や観客に不快感を持たせない、競技の品位を維持する為」に検定合格品の着用が義務付けられているのです。
ユニフォームを購入の際は日本バドミントン協会のHPで確認するか各メーカーのカタログで確認しておきましょう。また最新の公認リストに記載されていないものでも、過去に一度検定合格品とされたものは公式試合での着用は可能です。
吸汗速乾性の優れたユニフォームを選ぶ
バドミントンは他の競技とは違い風に弱いスポーツのため、室内でのプレーとなり空調も弱めに使用している場合が多いです。当然の事ながら汗も多量にかくので、吸汗速乾性に優れたユニフォームを選びましょう。
特に日本は多湿の環境なので、汗をかいても吸収力が弱いユニフォームの場合、肌に張り付きやすくなります。汗で体に纏わりつくとプレーにも影響を及ぼしてしまいますね。
また速乾性も重要です。ちょっとした汗でもすぐ乾かないまま着用していると汗冷えの原因になり、コンディションを壊してしまうのです。吸汗速乾性はユニフォームの基本条件とも言えます。
軽く動きやすいユニフォームを選ぶ
俊敏な動きが求められるバドミントンには、軽い素材のユニフォームが最適です。
また腕の動きを邪魔しないデザインは必須条件といえます。近年では立体裁縫や腕の動きをサポートしてくれるパワースリーブを採用しているバドミントンユニフォームもあります。
更にバドミントンは中腰の姿勢が多い競技なので、膝や太ももの動きを妨げないショートパンツ、ミニスカート+スパッツなどが適しています。膝を覆ってしまうデザインは足の動きを妨げスマートな動きが出来なくなります。理想の長さは足の付け根から膝までのちょうど半分位の長さと言われています。その長さが最も動きやすい丈のようです。
自分のサイズに合ったもの
基本的な事ですが、自分のサイズに合ったものを選ぶことも大切です。フィット感が苦手で大きめのサイズを購入する人もいるようですが、動きをよりスムーズに行うにはダボつきのないユニフォームを選ぶ事が大切です。
腕の動きが気になる場合は、ストレッチ性の高いものや立体裁縫などの腕が動かしやすいものを選ぶようにしましょう。またノースリーブタイプでも日本バドミントン協会検定合格品のユニフォームがあるので、袖のないタイプを選ぶのもいいかもしれません。
同様にあまりにもフィットしすぎる小さめなサイズも避けた方がいいでしょう。いくらストレッチ性があっても筋肉を圧迫したり、動きを制限してしまっては高いパフォーマンスが出来なくなってしまいます。
襟付きがいいのか襟なしがいいのかはプレーのしやすさで選ぶ
例えば中学生や高校生のバドミントンユニフォームは襟付きの物が多く見受けられます。とは言っても襟付きなら無難というだけで、規定で定められている訳ではありません。
事実、近年の各メーカーの売れ筋のユニフォームを見てみるとその多くのデザインが襟なしの物になっています。試合で着用するユニフォームは日本バドミントン協会検定合格品であれば襟がなくても問題ないでしょう。不安な場合は主催者サイドに聞いておくといいですね。
襟があるタイプと襟がないタイプで機能性などに大きく差がある訳ではありません。個人的にデザインが好みか否か、または動きやすいか否かで選んでいいのです。