上腕三頭筋のトレーニングには腕立て伏せが効果的です。
ここでは基本の腕立て伏せのやり方や、より上腕三頭筋にフォーカスした腕立て伏せについてご紹介します。
上腕三頭筋とは?
上腕三頭筋の場所
腕の筋肉と言えば、次の2つで構成されています。
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
このうち上腕二頭筋は力こぶと言えばイメージしやすいのではないでしょうか。
かたや上腕三頭筋は、力こぶの裏側、女性で言うと、時に弛んで揺れてしまう部分です。
上腕三頭筋は物を押す時に活躍する
上腕三頭筋は上腕二頭筋と違い、普段の生活の中であまり使うことがありません。
上腕二頭筋は物を持ち上げたりする時に使う筋肉ですが、上腕三頭筋は基本的に物を押す時にしか使われません。
物を持ち上げるのは、日常生活の中でも多くの場面が存在します。
しかし物を押すというのは、字面にすると良くありそうな気がしますが、想像以上に機会がないはずです。
重い扉を開ける、荷物を押す、投げる、など、これくらいしか思い浮かばないのではないでしょうか。
鍛えた分だけ発達する上腕三頭筋
このように、上腕三頭筋は日常生活にで自然に鍛えることが出来ないため、本格的なトレーニングをしない限り発達しない筋肉と言えます。
上腕三頭筋は腕の筋肉の60%を占める筋肉ですから、トレーニングすればした分だけ、男性はみるみる腕が太くなり、女性はシェイプアップされていきます。
腕立て伏せで上腕三頭筋を鍛える
上腕三頭筋を鍛えるのに相応しいトレーニングと言えば腕立て伏せです。
トレーニング初心者の方も、エクササイズやダイエット目的の方も簡単に取り組めるので、是非トライしてみましょう。
では腕立て伏せによる上腕三頭筋のトレーニング方法をご紹介します。
①基本の腕立て伏せ
最初に挙げたいのが基本的な腕立て伏せです。
誰でもやったことはあるでしょうが、正確なフォームを体得している方は少ないのではないでしょうか。
まずは基本の腕立て伏せをマスターして次のステップに進みましょう。
動画でおさらい!基本の腕立て伏せ
これが通常の腕立て伏せです。
最初に挙げた、腕の位置などを調整する事によって、大胸筋や三角筋も鍛える事が出来るのです。