プロテインは筋肉増量のみが目的ではなく、ウエイトダウンにも大きく貢献してくれます。
しかし基本的にプロテインは筋肉作りをサポートするもの。プロテインの種類によって筋肉のつき方が変わるものではありません。
ではウエイトダウンのプロテインとは通常のプロテインと一体何が違うのでしょう?
人気メーカーSAVASやウイダーなども積極的に販売しているウエイトダウンプロテイン!どこに気を付けて選ぶべきなのか……詳しく伝授していきます!
ウエイトダウンプロテインの選び方
ウエイトダウン用のプロテインはそのほとんどがヘルシーなソイプロテインです。
しかしソイプロテインであれば何でもいいという訳ではありません。
吸収が遅く腹持ちがいいもの
トレーニーにお馴染みのホエイプロテインなどは吸収が早く、運動後に素早くタンパク質を補給するのに向いています。
しかし腹持ちを考えると吸収スピードが遅い方がいいですね。胃に留まる時間が長く食前20分~30分程前に飲んでおく事で食事の過剰摂取を防いでくれます。
しかし吸収スピードが遅い=溶けにくいという式が成り立つので、ホエイに比べウエイトダウンプロテインは飲みにくさを感じる場合があるでしょう。
タンパク質の含有量が高いもの
プロテインを利用してウエイトをダウンさせる場合、タンパク質の含有量は大切なポイントになります。
ダイエット時は食事の量も減り、必要な栄養素も減りがちです。
特にタンパク質が減ると筋肉量も減り、基礎代謝が減少し、結果太りやすい体質になってしまうのです。
この悪循環を起こさない様にする為にもタンパク質の含有量は多め(最低でも70%以上)のプロテインを選びましょう。
低カロリー・低脂質のものを選ぶ
ウエイトダウンに必要な要素として、カロリーや脂質をなるべく少なめに抑えるという事が挙げられます。
購入前にウエイトダウンプロテイン1食当たりのカロリーや脂質をしっかり確認しておきましょう。
普段から運動をする人は適切な糖分の補給が必要です。また運動をしないという人は糖分も抑えめのプロテインがいいでしょう。
続けられる味のプロテインを選ぶ
継続は力なり!ウエイトダウンプロテインを利用するなら何よりも続ける事が大切です。
更に言うと、我慢せずに続けられるものが必要です。
筋肉肥大が目的なら、効果を優先しある程度我慢して飲むというのも一つの手ですがダイエット時に我慢は天敵です。
ストレスは満腹中枢に異常を引き起こし、ドカ食いなどのリバウンド現象を引き起こすからです。
そのため、ストレスなく飲める味がおすすめです。
しかしここで少々矛盾が生じるのですが、ダイエットにおすすめの低脂質や低糖質のプロテインは味がイマイチのものが多いです。
高効果に力を入れ過ぎてストレスを溜めないように、味との適当な妥協を見つけつつ選んでいきましょう。
ウエイトダウンをサポートする栄養素が含まれるもの
ウエイトダウン用のプロテインには、食欲を抑えたり体脂肪の蓄積を抑制する「ガルシニア」や脂肪分解を促す「カプサイシン」などダイエット効果を後押しする成分が含まれている場合もあります。
更に食事による血糖値の急上昇を抑える「食物繊維」などが配合されているプロテインも多いです。
どんな栄養素を配合しているのかは各メーカーによって異なるので、より効果的なダイエットを目指すなら、プラスαの栄養素にも注目していくといいのではないでしょうか。
ダイエット時に不足しがちな栄養素を含むもの
ダイエットを後押しする栄養素も大切ですが、同じようにビタミンやミネラルなど不足しがちな栄養素を補う事も大切です。
運動時に限らず、日常生活でも栄養のバランスが整っていないと体は燃焼しません。
栄養をバランスよく摂取するというのは、体を燃焼させる必須の条件なのです。
ウエイトダウンプロテインの効果的な飲み方
「運動をしない人がプロテインを飲むと太る」といわれていますが、正しくはプロテインが原因で太るわけではありません。
飲み方が太る原因となっています。正しい飲み方をマスターしてウエイトコントロールを成功させましょう。
タンパク質量をきちんと計算する
プロテインはタンパク質を補給するための食品です。その為通常の食事でタンパク質を十分摂っている人がむやみにプロテインを飲むと、タンパク質の過剰摂取になってしまいます。
プロテインは脂質やカロリーを抑えつつタンパク質を摂取する一つの方法です。
ウエイトダウン用の食事内容をしっかり見直し、足りないタンパク質量をプロテインから摂取するようにしましょう。
プロテインを割る牛乳の脂質・カロリーも計算する
プロテインは独特の風味があり、牛乳で割る人も多いです。
その際に牛乳のカロリーを忘れてしまうと1日の摂取カロリーが増えてしまいます。プロテインの1食分のカロリーを減らしていても牛乳で脂質やカロリーを上げているケースがあります。