2019年に日本でワールドカップ開催予定のラグビーがますます盛り上がりを見せています。「ちょっとラグビーで体を動かしてみようかな…」という人もいるはず。
ただ、いざ練習用のラグビーボールを買いに行ってみると、たくさんの種類があることに驚くでしょう。
メーカーだけでも海外ブランドのGILBERT・Steeden・SILVER FERN、日本のメーカーではSCEPTRE・MIZUNO・moltenなどがあり、大きさもさまざまです。どのボールにするか頭を悩ませる人は少なくありません。
そこで、ここではおすすめの人気ラグビーボールをランキング形式でご紹介します。参考になること間違いなしです。ぜひチェックしてください。
ラグビーボールのサイズの選び方
まずはラグビーボールのサイズの選び方からご紹介しましょう。ここを間違えるとせっかく購入したラグビーボールが合わず、お蔵入りする可能性があります。基本でありながら重要なポイントでもあるのでしっかり押さえておきましょう。
ラグビーボールのサイズは3~5号
ラグビーボールのサイズには3号~5号があります。3号球は3種類の中で一番小さいボールで、おもに幼児や小学校低学年が使います。最近では小学校低学年に3号サイズは大きいとの声が上がり、少し小さめの2.5号球も作られています。
4号球は小学校高学年用として使用され、重さは3号よりも20gほど重くなります。5号球は中学校・高校・大学・一般で使われているサイズです。重さは3号サイズより50~80g、4号サイズと比べると30~60g重くなります。
体格に合ったサイズをチョイス
ラグビーボールのサイズは上記で紹介した通り、年齢と照らし合わせて選ぶことができます。しかし、人によっては年齢よりも体格が大きい人もいれば、小さい人もいるでしょう。
号数と対象年齢は一つの目安として覚えておき、中学生以下が使用するボールをえらぶときは体格に合ったサイズをチョイスしてください。そのほうがラグビーボールを扱いやすく、楽しさを十分に味わうことができますよ。
ラグビーボールはメーカーで形が違う?
ラグビーボールは号数の違いがあるだけで形はどれも同じだと思っていませんか?実はメーカーによって形が若干違うという話があるのですが、本当なのでしょうか?ここではラグビーボールの形について解説していきましょう。
そもそも、どうしてラグビーボールは楕円形?
どうしてラグビーボールが楕円形なのか、知っていますか?それはラグビーボールを考案したときに使用されたのが豚の膀胱だったからです。
ラグビーの起源は、サッカーの試合中に選手がボールを持って相手ゴールに走って行ったことだと言われています。サッカーボールは重くプレーがしにくいため軽量化が課題となりました。
そこで思いついたのが豚の膀胱を使ってラグビーボールを作ることでした。豚の膀胱は膨らませると楕円形になり、それに牛の皮を張り合わせて完成させたのです。
ボールは軽くなり、さらに持って走りやすいことから楕円形が採用されました。これがラグビーボールが楕円形である理由です。このほかにも、パスがしやすい、バウンドしたときの予測がしにくい等の理由もあるようです。
メーカーによって形が変わる?
結論から言えば、メーカーによって若干形が変わります。例えば、日本で使用されている公式の5号球は縦74~77㎝・横58㎝~62㎝とそれぞれサイズに3~4㎝の幅があることが分かります。
そのため、横が1㎝長ければそれだけ横長のボールの形になり、横が1㎝長ければ丸みを帯びた感じが強くなり、自ずと形も変わることになるのです。
ラグビーボールの公式球
ラグビーボールならどれでも公式試合に使用できるとは限りません。公式球にはどんなものがあるのか、ご紹介していきましょう。
公式球とは?
公式球とは大会やトップリーグなどの試合で使われるボールのことです。大学や社会人といった一般ではGILBERTがよく知られています。
実際に日本選手権や全国大学選手権、トップリーグ、トップウエストリーグなど、さまざまな大会で使用されています。また、高校生の公式球はSCEPTREのラグビーボールが主流のようです。
公式球と公認球の違い
ラグビーボールを選んでいると、「公式球」と「公認球」の2種類の言葉が出てきます。この2つの違いも解説しておきましょう。公式球は上記で紹介した通り、大きな大会やリーグなどの試合に用いられるボールのことです。
一方公認球とは、日本ラグビーフットボール協会が認めたボールということ。質や作りに問題なく、公式球と大体同じだと言えるでしょう。もし試合に出ることを目標にしているなら早くから公式球に触れておくと良いかもしれませんね。
ラグビーボールおすすめ人気ランキング10位~7位
10位:GILBERT AWB-5000PLUS 5号球
まず10位に入ってきたのはGILBERTのラグビーボール・AWB-5000PLUS(5号)です。2015年モデルですが、ギルバートが特許を持つTruflightTMチューブを採用して作られています。
空気力学を応用して作られ、バルブをボールの縫い目に組み込む独自の技法で製作されているので、蹴った方向へと正確に遠くまで飛びます。
9位:canterbury ラグビーボール 練習用5号
9位はcanterburyの練習用ラグビーボール(5号)。高校生・大学生・社会人ラガーマンが使えるサイズで、ブレンドゴムを採用しているので肌触りがよく手に馴染みます。
canterburyというブランドながら値段も手ごろなので、これからラグビーを始めてみようかという人にぴったりです。
8位:TOEI LIGHT ラグビーボール21
8位はトーエイライトのラグビーボール21 B-6219。重さは約150gと軽く、サイズは全長約220×最大直径約120mmで素材はPVCとなっています。
サイズが小さく、ポリ塩化ビニル製なので当たっても痛くありません。小さな子供へのボール慣らしに最適です。
7位:SCEPTRE WM-2 レースレス SP13A
7位になったのはSCEPTREのワールドモデルWM-2レースレスSP13A。日本のラグビーボール老舗メーカーで、その安定した品質とブランド力は今も変わりません。
関東大学リーグ戦や全国高校ラグビーフットボール大会など、多くの試合でも使用されており、実績も確かなラグビーボールです。
ラグビーボールおすすめ人気ランキング6位~4位
6位:LINDSPORTS ラグビーボール (1899) 4号球
第6位に入ってきたのはLINDSPORTSのラグビーボール・1899( 4号)です。日本ラグビーフットボール協会公認球で小学校高学年用になります。値段が安く手が出しやすいのに品質に問題はなく軽いので、小学生でも扱いやすいです。
とりあえず試しにラグビーボールを使って遊んでみたい、練習をしてみたい、だけど質感も大切にしたいという人にはとくにおすすめですよ。
5位:ミカサ タグラグビーボール 小学生用 TR-Y
ミカサ・ラグビーボール小学生用が5位にランクインしました。やわらかい人工皮革を使っているので握りやすいのがポイントです。タグラグビーは年少児や初心者向けの球技ですが、このボールなら使いやすく練習にもってこいです。
4位:canterbury ラグビーボール(4号) AA02685
4位になったのはcanterburyのラグビーボール(4号)です。こちらのラグビーボールは小学校高学年用で日本ラグビー協会認定球でもあります。canterburyのボールは手になじみやすく子供でも問題ありません。
ラテックスチューブを使用しているので、定期的に空気圧の点検と補充も行いましょう。
ラグビーボールおすすめ人気ランキング3位~1位
3位:GILBERT ラグビーボール 5号 G-TR 3000
TOP3に滑り込んだのはGILBERTのラグビーボール・G-TR 3000(5号)。プロリーグでも使われているGILBER公式の練習用ラグビーボールです。コストパフォーマンスが良いのにしっかりとした作りで質感も申し分なし。
練習用のラグビーボールを探している人にとくにおすすめです。いくつかストック用として多めに購入している人もいましたよ。
2位:GILBERT トリプルクラウンPLUS
2位にランクインしたのはGILBERTのトリプルクラウンPLUS(5号)。ボールに影響する空気力学を徹底的に研究し改良されたTruflightTMチューブを採用しています。
主要大会使用球で使われており、正確で長い飛距離が期待できます。耐摩耗性も高く、買って損はないラグビーボールです。
1位:ワールドカップ2019 公式レプリカボール
第1位に輝いたのは2019年開催予定のワールドカップ公式レプリカボール(5号)です。ラグビーへの期待と盛り上がりを象徴するような結果となりました。実際に購入している人は記念や贈呈品として注文しているようでした。
まとめ
ランキング形式で人気の高いおすすめのラグビーボールをご紹介しました。それぞれのボールに特徴があるので、用途とレベルを基準にして選ぶと探していたラグビーボールを見つけやすくなります。
購入するときにはサイズをよく確認し、体格に合ったものをチョイスしましょう。マイボールを持つと向上心も技術も上がるはずです。ぜひラグビーを楽しんでくださいね。
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