富樫勇樹選手はアメリカ・NBAでの契約を勝ち取った経験があるバスケットボール選手です。小柄な身長ながらフィジカルにすぐれ、スピードやクイックネス、3ポイントシュートなど高い技術を持っている富樫選手の筋トレについてチェックしていきましょう。
バスケットボールは背が高くないといけないと思っている人もいると思いますが、富樫選手のような筋肉をつけて他の選手に負けないようなスピード・技術を身に着けましょう。富樫勇樹選手の得意とするドライブのポイントも解説していきます。
NBAプレー経験のある富樫勇樹選手の経歴とプレースタイルをチェック
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日本代表にも選出され、Bリーグでもチームの中心選手として活躍している富樫勇樹選手はNBAのプレー経験もある日本のトッププレーヤーの一人です。経歴やプレースタイルをチェックしていきましょう。
富樫勇樹選手は中学時代からすごかった!
富樫勇樹選手は新潟県の新発田市の出身です。お父さんがバスケットボールの指導者だったこともあり、中学時代に全国制覇を成し遂げ、高校時代には日本代表候補にも選出されています。
2012年にbjリーグ(現Bリーグの前身)の秋田ノーザンハピネッツに入団すると、新人王やベストファイブに選出されています。
さらに2014年には日本で2番目となるNBAの選手契約を結んでいます。NBAのトップリーグではなく育成リーグであるDリーグ(NBAディベロップメントリーグ)でプレーした経験があります。
その後日本に戻り、現在ではBリーグの千葉ジェッツに所属しています。
富樫勇樹選手のプレースタイルは
富樫勇樹選手は身長167cmとバスケットボール選手の中では非常に小柄です。ですが鋭いドライブを武器としたドリブル、視野の広いパスでガードとしてゲームを組み立てるほか、3ポイントシュートやフローターシュートといった得点力も魅力の選手です。
富樫勇樹選手の筋肉がすごい!鍛えるべき部位はここだ
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富樫選手はアメリカの高校に在学しているときにコーチからディフェンス力を高めるように指導され、身長差のある相手にも負けないようなフィジカルを身につけるため、筋力トレーニングを続けてきました。
特に小柄な選手はどの部位を鍛えるべきなのかチェックしておきましょう。
全身をバランスよく鍛える必要がある
バスケでは使わない筋肉はほとんどありません。ダッシュ力や腰を落としてのプレーなら太ももの大腿四頭筋・ハムストリングスが必要ですし、ジャンプならふくらはぎの下腿三頭筋が必要です。
ボールを扱ったり投げたりするなら大胸筋・広背筋・上腕筋などが必要になります。ボディビルダーのような筋肉を付ける必要はありませんが、しっかりとパワーを付ける必要はあります。
小柄な選手は肩と体幹を鍛えると良い
小柄な選手は相手と接触した場合に耐えられるように、肩の三角筋・僧帽筋・上腕二頭筋・三頭筋を鍛えると良いでしょう。腕はバランスを取るときや相手を避けたりする際にも非常に重要です。
また、ドライブやジャンプシュートの際に体が流れてしまわないように、体幹トレーニングをしてボディバランスを安定させましょう。
富樫勇樹選手のような筋肉をつけるトレーニング
富樫選手のように強靭な筋肉をつけるには部位ごとに適切な筋力トレーニングが必要です。肩や上腕筋、下半身の筋力アップはもちろんですが、瞬発力やジャンプ力のほかに全身の動きを連動させるトレーニングを行うのも効果的です。
肩と上腕筋のトレーニング
バスケにとって腕は考えている以上に重要なパーツです。ボールを取る、投げる、ドリブルをするというのはもちろん、ドリブルやシュート時に相手を避けるときにも使います。肩が相手選手と接触する場合もあります。
ベンチプレスで上腕三頭筋・三角筋・大胸筋を鍛えることで肩から腕にかけて鍛えることができ、シュートレンジを伸ばすこともできます。
なお、怪我を避け効果を高めるためにバーの握り方やフォームに注意しましょう。特に重要なポイントは以下になります。
- 手首はやや外側に向けること
- 握る手幅は肩幅の5倍程度にすること
- 肩甲骨を寄せて下に引き下げることで胸を張ること(ブリッジをしっかり作る)
- 下げきったときに前腕が地面と垂直になるようにする
メディシンボールで運動連鎖能力と瞬発力を高める
重いメディシンボールを使って様々なトレーニングを行うことで、体幹強化に加えて下半身と上半身を連動させる「運動連鎖」という能力を強化することができます。
ジャンプシュートなど、下半身のバネを使って生み出した力を上半身に効率良く伝えることができるようになるトレーニングです。また、爆発力を生み出すことができるようになります。
強靭な下半身のトレーニング
強靭な下半身を作るにはスクワットやデッドリフトなどのトレーニングが効果的です。特にジャンプスクワットはジャンプ力や瞬発力の強化もできるのでおすすめです。
- 通常のスクワットと同様にひざを曲げて腰を落とす。
- その際、腕はまっすぐ前方に伸ばす。
- 股関節を曲げてお尻を後ろに突き出すようにしながらひざを曲げていく。背筋は伸ばす。
- 立ち上がるときにジャンプ。高さによって負荷を変えられる。
- 着地すると同時にひざを曲げていく。