効率が良いダイエット向けトレーニングとは?
ダイエットと平行して筋トレに取り組もう
ダイエットをする時は、併せてトレーニングをすることが重要という認識が広がっています。食事制限だけで行うとリバウンドのリスクが高く、健康を損なう危険性もあります。
筋トレをするならば闇雲にトレーニングしてもあまり意味はありません。
忙しい日常生活ではトレーニングに割ける時間も限られているため、ここでは効率良く鍛えられる種目をご紹介します。
スクワットのダイエット効果に注目
様々な筋トレ種目がある中で、ダイエット効果の高いのトレーニングとして注目されているのがスクワットです。
なぜダイエットに有効なのでしょうか?
それはスクワット自体が消費カロリーの大きいトレーニングというのもありますが、鍛えることで身体の代謝機能を底上げ出来るためです。
筋トレダイエットの狙いは、単純にその時の運動によってカロリーを消費するためだけではなく、鍛えることによってトレーニングをしている以外の時間においても代謝を高くし、基本的な消費カロリーが高めることにあります。
筋肉がついて基礎代謝が上がればカロリーを消費しやすい体質になるのです。
スクワットで鍛えられる太腿やハムストリングスは、筋肉量が多い部位です。
つまり同じ時間を掛けてトレーニングした場合、その他の部位を鍛えるよりも多くの筋肉を刺激していることになり、基礎代謝が上がる量が大きいという理屈です。
スクワットは消費カロリーが大きい
無論、トレーニング自体の消費カロリーが多いということも重要です。
同じだけの時間内でより多く筋肉を使えば消費カロリーは増え、ダイエット効果は高まります。
では、他の種目と比べてどのくらいカロリー消費量が高いのかを具体的にご紹介します。
スクワットと腕立て伏せの消費カロリー比較
ではスクワットと、筋トレの王道とも言える腕立て伏せの消費カロリーを比較してみましょう。
一般的に、スクワットを10回が腕立て伏せ15回分の消費カロリーにあたると言われています。
また、近年多くの人が楽しんでいるランニングと比較すると、スクワットは15回行うと6.5kcal消費するのに対し、時速10kmでランした場合は1分間でおよそ7.5kcalとなります。
これには無論、個人差はありますし、取り組み方にもよるのですが、スクワット15回を20〜30秒程度でこなせることを考えれば、ランニングの2倍程度カロリーを消費出来るということになるのです。
スクワットの限界
トレーニングに慣れると効率性が失われる
スクワットは非常に効率が良いトレーニングであるため、ダイエットと平行して行うには完璧な種目のように思えてきます。
しかし、スクワットを使うダイエットにも限界はあります。
スクワットを続けていれば、当然、太腿の筋肉は鍛えられ、最初は感じていた負荷もどんどん軽くなります。そうなってくると「更にその先」を目指す場合は工夫しなければなりません。
回数を増やせばある程度は対応出来るのですが、今度はトレーニングに時間が掛かり過ぎて効率性が失われてしまいます。
これではスクワットの魅力が半減してしまいます。