ダイエットは自分を磨くため、そしてコンプレックスに感じている体型を見直すために脂肪を落とすことです。
しかし数あるダイエット方法の大半が激しい運動や厳しい食事制限など、自分に大きく負荷が掛かってしまいます。
ダイエットは楽しまなければ続きません。
苦しいトレーニングや味の薄い食事を毎日続けていくことは得意不得意がはっきり分かれるものです。
そこで今回紹介するのが、誰でも続けやすく手ごろに始められる「ゆで卵ダイエット」。
一体どのようなダイエットなのかこれから解説していきます!
なぜ卵がダイエットに向いているのか
卵は完全栄養食品!
実は卵にはたくさんの栄養が詰まった完璧な食品なのです。
ここで卵の成分表を見てみましょう。
エネルギー | 約75 kcal |
脂質 | 約5.5 g |
タンパク質 | 約6.4 g |
亜鉛 | 約0.7 mg |
鉄 | 約1 mg |
ビタミンA | 約78 μg |
ビタミンD | 約2 μg |
このように数多くの栄養分が卵には含まれています。
卵に多く含まれるタンパク質
その中でもずば抜けて多いのがタンパク質です。
私たち人間が必要なタンパク質は体重1 kgに対して0.8 gといわれています。
それをもとに計算すると自分の体に1日に必要なタンパク質の量を割り出すことができるのです。
体重(kg)×0.8 g(必要なタンパク質の量)=1日に必要なタンパク質の量
つまり例えば体重が50 kgの人の場合、50 kg×0.8 g=40 gとなり1日に必要なタンパク質は40 gと分かるのです。
卵6個で1日分のタンパク質を賄える
卵1個あたりのタンパク質が6.4 gなので単純計算で6個食べると必要なタンパク質を確保できてしまいます。
このようにゆで卵だけでも少ない数で1日に必要な栄養を賄えてしまうのです。
普通にご飯を摂取していればさらに必要になる個数も減り、いかに卵に栄養が含まれているかが分かるでしょう。
注意!
しかしそのように優秀な卵でも含まれていない栄養素も存在します。それがビタミンCと食物繊維。
逆を返せばビタミンCと食物繊維以外の重要な栄養素がほぼ含まれていることになります。
ゆで卵ダイエットを始める場合は含まれていない2つの栄養素は違う食材で賄うようにしましょう!
コスパの良さもオススメの理由!
ダイエット食品に卵が選ばれる理由はまだまだあります。
栄養面も完璧な卵ですがコストパフォーマンスにも優れているのです。
卵をスーパーで購入したことがある方ならご存知だと思いますが、卵は10個入りで売られていることがほとんど。
そして驚くべきはその値段。10個入りで200円〜250円前後です。
地域差やブランドによって価格はまちまちな部分もありますが、大半のスーパーでは破格の値段で売られています。
1個あたりの値段はおよそ20円。5個食べても100円と驚くべきコストパフォーマンスを実現しているのです。
誰にでも手に入れやすい日常的な食品
卵がダイエット食品に向いている理由はまだまだ存在します。
「栄養面」「コストパフォーマンス」そして次は「手に入りやすさ」です。
世の中にあるダイエット方法の中にも似たような食事系ダイエットは数多く存在します。
しかし中には手に入りにくいものだったり、特定の場所でしか購入できなかったりするのです。
ところが卵はどうでしょうか。
日常に溶け込んでいてダイエットをしていない人も普段から購入して口にしています。
スーパーや薬局、コンビニなどでも卵は置いてあり入手のしやすさは圧倒的なのです。
簡単に手に入るからこそダイエットで毎日消費しても続けやすい。
続けるという面を考えても卵は適しているのです。
汎用性も高く、余らせても問題ナシ!
さらに卵は汎用性にも優れています。もし余ってしまっても使用できる料理は星の数ほどあるのです。
余らせて廃棄することはほぼなく、賞味期限も生のままでも1週間以上持ちます。
大量にストックしていても問題の少ない、まさに完璧なダイエット食品と言えるのです!
ゆで卵ダイエットのやり方
ゆで卵ダイエットには大きく分けて2つの方法が存在します。
- 朝昼晩いずれかのご飯をゆで卵に置き換える
- 小腹が空いた時の間食をゆで卵に置き換える
では1つずつ説明していきます。
1つ目の方法「ご飯をゆで卵に置き換える」
これは1日3食食べるうちの1食をまるまるゆで卵にしてしまう方法です。
その中でも朝ごはんを置き換える方法をオススメしています。
朝は時間がない方が多く、手ごろに食べられる朝食を望む方が多いです。
ゆで卵は当日に作らなくても、前日や作れる時に大量に作っておけます。
前日に茹でて冷蔵庫で冷やしておき、当日の朝は冷蔵庫から出して食べるだけというスピード感も魅力の1つです。
ご飯をゆで卵に置き換えるメリットデメリット
メリット:ご飯をゆで卵にそのまま置き換えるのでご飯の準備は不要になり時短になる。
デメリット:ゆで卵で補えない栄養を他で補填しなければならない。
2つ目の方法「間食をゆで卵に置き換える」
これはご飯ではなく、間食をゆで卵に置き換える方法です。
疲れた時や頑張った時は脳が甘いものを欲したり、お腹が空いて食欲が止まらなくなることも多いでしょう。
間食が多めという方にオススメなのはこちらの方法!
お腹が空いた時に、作っておいたゆで卵を食べるだけで良いのです。
夜ご飯を食べ終えてまだ少しお腹が空いている。朝ご飯を食べたけど物足りない。
そのような時に、カップラーメンやお菓子を食べるのではなくゆで卵を食べるのです。
こちらも前者同様に、作り置きしておけば手間も少なく冷蔵庫を開けたらすぐ食べられるのでオススメです。
間食をゆで卵に置き換えるメリットデメリット
メリット:不健康な間食を摂取しなくて済む、調理要らずでお腹が空いたらすぐに食べられる。
デメリット:間食で食べる前提なので食べ過ぎたら意味が無い。
ゆで卵を食べる個数は?
飽きない程度なら好きなだけ食べよう
ではゆで卵を1度にいくつ食べれば良いのでしょうか。