ストレッチの効果について
一般人は勿論、スポーツ選手やスタイルに磨きをかける芸能人、怪我で入院している方のリハビリなど、様々な方に幅広く利用されているストレッチ。
そんなストレッチですが、漠然とした効果は感じているものの、その効果をきちんと把握できている方は少ないようです。
一体全体、ストレッチにはどのような効果があるのでしょうか。ここではストレッチの効果についてご紹介します。
効果①気分転換
ストレッチは無理のない範囲で行う
ストレッチを行う際は、ゆっくりと呼吸をしながら体を伸ばしていきます。そして絶対に無茶なアクションをしません。
硬い股関節などを柔らかくするための柔軟体操などは、ストレッチに似ているものの全くの別物と言って良いでしょう。
痛いにも関わらず根性で行う、というのはストレッチではありません。
メンタルにも好影響があるストレッチ
ゆっくり大きく呼吸をしながらストレッチを行うと、体だけではなくメンタル面も落ち着きます。
ストレッチは、トレーニングというよりはヨガに近いでしょう。
もし日々の生活でストレスを感じたら、ストレッチにトライしてみましょう。
リラックス効果は抜群でかなりの確率でポジティブ思考になれる筈です。
効果②怪我の予防とアンチエイジング
加齢による運動不足は危険信号
加齢につれ運動する機会が減るのは否めませんが、慢性的な運動不足に陥ると筋肉が硬くなって動きが鈍り、関節などの可動域が少しずつ小さくなっていきます。
手や足の関節に留まらず、腰、首などあらゆる関節の可動域が狭まってしまうのです。
これによって運動及びそのレベルが如実に下がるとともに、靭帯や筋肉の伸縮性も失われてしまいます。
身体の衰えにも関わらず、感覚だけは運動性が高かった頃のまま残ることが多いので、状況によっては深刻な事故、怪我にも繋がりかねません。
運動意欲が減少する負のスパイラル
運動不足によって、先にも述べた関節の可動領域の狭小化が進みます。
それによって運動能力が全体的に低下すると、一層、運動へのモチベーションが下がることになります。
こんな負のスパイラルに陥ってしまうと、どんどん体が硬くなり老化が進行してしまうのです。
ひとたび老化が進むと運動でのリカバリーは困難です。