逞しさの象徴、大腿四頭筋を鍛える
人間の体の中で最もパワフルな筋肉、それが大腿四頭筋です。
大腿四頭筋は人体の中でも最も体積が大きく、収縮する力も強く、膝を伸ばす力を生み出します。ジャンプやダッシュをするにしても大腿四頭筋の筋力が必要です。
腕であれば上腕の太さ、肩の逞しさでパワフルなイメージを醸成しますが、足の場合はこの大腿四頭筋の迫力でしょう。
サッカー選手や格闘家といった足を商売道具として使っている方は勿論、ボディビルダーのような魅せる筋肉を追求している方も、非常に力を入れて鍛えている部分でもあります。
大腿四頭筋とは?
大腿四頭筋という名称で呼ばれることが多いこの部位は、実は一つの筋肉ではありません。
構造的には4つに分かれているため、四頭筋という名称がついているのです。
大きなパワーを生み出す筋肉と述べましたが、バネのような役割も果たすため、瞬発的なパワーを出す競技には欠かせない筋肉であると同時に、ウエイトリフティングや綱引きのような高出力のパワーを出す際の土台となる筋肉でもあります。
野球のようなスポーツでも高いパフォーマンスを出すためには欠かせない筋肉で、ピッチング、バッティング時の下半身の重要性は良く知られるところです。
アスリートでなくとも鍛えるべき大腿四頭筋
大腿四頭筋は、何もアスリートだけに貢献する筋肉ではありません。
先述の通り、大腿四頭筋は人間の体の中で、最も体積のある筋肉です。
ということはトレーニングによって増える筋肉量も非常に多いのです。
即ち脂肪をよく燃焼してくれる筋肉であるため、グッドシェイプを維持したい方、これから少しウエイトを落としたい方も鍛えておくべきでしょう。
大腿四頭筋のストレッチ
ストレッチについても触れておきましょう。
大腿四頭筋は非常に強い力を生み出す筋肉ですので、日頃から柔軟性を上げて怪我のないような状態にしておくべきです。
直立して、片足のみ膝間接で曲げ、足のつま先を持ってお尻の方に持ち上げるように引っ張ります。
非常に簡単ですが、効果的なストレッチです。
「鍛えると太くなる」という誤解
トレーニングの話題に入る前に、大腿四頭筋にまつわる誤解を解いておきましょう。