美しいボディラインを作るために非常に効果的と言われるスクワット。正しいやり方や効果的なトレーニングの仕方をまとめました。
意外に知らない?トレーニングの正しいやり方
色々なエクササイズやトレーニング種目がありますが、正しいやり方を知らないまま、見様見真似で取り組んでいる方は多いのではないでしょうか。
例えば腕立て伏せは腕を曲げる時に息を吸うべきか、吐くべきか、それとも止めるべきか。
腹筋運動で体を下ろす時には背中をつけるべきか否か。
曖昧なまま行っている方は多いのではないでしょうか。
例に漏れずスクワットも、正しいやり方を訊かれた時にきちんと説明が出来るかと言われると、なかなか難しいように思います。
兎跳びのように研究の進歩によって昨日まで効果的、と言われていたことが急に「やってはいけない種目」になったりすることもありますよね。
スクワットも深くしゃがみ込んだ方が良いのか、スピードはつけた方が良いのか、手は威勢に任せて降った方が良いのか、など色々あるでしょう。
ここではそれらの疑問を一つずつご説明していきます。
スクワットに関する疑問点
Q1.上下運動は勢いで行うのか?
まず、どの程度腰を落とすのかという疑問点にお答えします。
トレーニングでありがちなのが、なるべく負荷を上げたいがために、思い切り動かすことを安易に行ってしまうことです。
スクワットで言えばお尻の位置を一番下まで下げ、しゃがむような形になるまで動いてはいませんか?
これでは屈伸運動になってしまい、効かせたい太ももや臀部には殆ど効果がありません。
沈み込むことに意識がいってしまい、自重に任せてストンと落ち、その反動で上に戻してしまっているのです。
これは完全にNGです。
正しくは腿が床と平行になるまで下げる形で行います。下げる時のスピードもゆっくりと、太ももや臀部に負荷を感じながら実施しましょう。無論、元の体制に戻る時も勢いで上がってはいけません。
また、上半身も前後したり下を向いたりしないよう、背筋を立て胸を張って行いましょう。姿勢を維持する力が筋肉に刺激を与えます。
Q2.膝小僧はつま先より前に出す?
こちらもNGパターン。膝小僧がつま先よりも前に出てしまってはいけません。
前に倒れてしまうと、膝や腿にかかるべき負担が軽減され、頭の重さなどで腰が立ってしまいます。
これでは勢いがついてしまうので、トレーニングとしてはかなり曖昧なものになってしまいます。
あくまでコントロールしながらバランスを保とうとすることで脊柱起立筋といったインナーマッスルも刺激が出来ます。