全身の筋肉を効率的に鍛えることが出来るアブローラーは、特に腹筋を鍛える上で人気のトレーニング器具です。
今回はアブローラーで得られる効果と、トレーニング器具としての魅力、そしてアブローラーの効果的な使い方についてご紹介します。
アブローラーで得られる効果
アブローラーで主に鍛えられる筋肉は、次の通りです。
- 腹直筋
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋
それぞれ詳しく見ていきましょう。
腹直筋は誰もが元々割れている？
まずは胸骨から恥骨にかけてお腹を縦に走る腹直筋です。
身体の屈曲時に働く筋肉で、いわゆるシックスパックを構成している筋肉です。
意外と知られていないのですが、腹直筋は元々6つに分かれているため、皮下脂肪が薄ければ誰でも腹筋が割れて見えます。
魅力的なシックスパックを隠しているのが、腹直筋の上に乗っている脂肪です。
シックスパックを見えるようにするためには、アブローラーで腹直筋を肥大化すると共に、有酸素運動や食事制限などのダイエットで皮下脂肪を減らす必要があります。
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腹斜筋を鍛えてくびれを作る
腹斜筋は脇腹に位置する筋肉で外腹斜筋と内腹斜筋の2つで構成されています。
脇腹と言えば加齢や運動不足と共に贅肉がつきがちな部位ですが、腹斜筋を鍛えることで引き締めることが出来ます。
また、腹斜筋は身体をコルセットのように締め付ける作用があり、内臓を正しい位置に留める役割も担っています。
そのため腹斜筋が衰えると内臓が下がってきてしまい、いわゆる下腹ぽっこりの原因となります。
脇腹と下腹という目立ちやすい部位の引き締めに関わる腹斜筋もまた、是非とも鍛えておきたい部位と言えるでしょう。
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体幹を引き締める効果も
内腹斜筋の更に深い位置にある腹横筋は、腹圧を調整して呼吸を助ける役割を持っています。
また、腹斜筋は背骨から腹直筋に向かって斜めに走る筋肉なので、ここを鍛えることで脇腹の脂肪が燃焼しウエストを効率的に絞ることが出来ます。
尚、腹斜筋を鍛える時は外腹斜筋と内腹斜筋をバランス良く鍛えることが大切です。そうすることで体幹も引き締めることが出来るのです。
アブローラーの魅力
アブローラーは各社から様々な種類が発売されていますが、基本的な使い方は皆同じです。
では、アブローラーをおすすめする上で幾つかの魅力をご紹介します。
安い
トレーニング器具の購入を検討する場合、価格が効果に見合っているかを見極めたいところですが、アブローラーは1,000円程度から手に入ります。
数あるトレーニング器具の中でもかなり安く、その効果を考えるとコストパフォーマンスの高い器具と言えます。
コンパクト
トレーニング用の器具を思い切って購入すると、思いのほか場所を取り部屋を占領してしまったり、ダンベルのように重さがあり保管場所に迷うケースも目立ちます。