「筋肉を意識する」という感覚がつかめない方は、鏡を使ってみましょう。トレーニングの様子を大きな鏡に写して、筋肉がちゃんと収縮・伸展しているかを目でチェックしつつトレーニングすると、鍛えたい筋肉に力が入りやすく効果的です。
もしできれば、鍛えたい筋肉の部分に手を添えて、筋肉が固くなっているかどうかを確認するといいでしょう。
バランスボールが滑ってトレーニングに集中できない場合は、下にヨガマットを敷いて滑り止めにするといいですよ。
秘訣3.自分の体に合ったバランスボールを選ぶ
バランスボールのサイズには数種類ありますが、その中で自分の体型に合ったバランスボールを使うことも大切です。
あなたが現在使用しているバランスボールに、背筋をまっすぐに伸ばして座ってみてください。このとき、曲げた膝の角度と腰の角度がそれぞれ90度になれば、そのバランスボールはあなたの体型に合っています。少しの誤差は、空気の入れ具合で微調整しましょう。
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また、新しくバランスボールを購入するときは、耐荷重に注意しましょう。
80kg程度から300kg程度までと幅広いですが、値段が安いものの中には耐荷重80kg程度の商品が多く見られます。それでも自分の体重が80kg以下であれば問題ないように思えるのですが、やはり耐荷重が低いと空気が抜けやすいなど、不具合が起こりやすい傾向があります。
一般的に耐荷重の数値が高いほど耐久性も高くなるので、できるだけ耐荷重の大きい商品を選ぶようにしましょう。
筋肉痛がつらい日はトレーニングを休もう
バランスボールでの腹筋トレーニングは、まずは自分に合ったサイズのバランスボールを選び、鍛えたい筋肉を効率よく鍛えられるトレーニングを中心にプログラムを組むこと。
そしてトレーニング中は鍛えたい筋肉を意識しつつ集中して行うと、より成果が上がります。
しかし、筋肉痛がひどい日は無理をせずトレーニングを休むか、腹筋以外の筋肉を鍛えるトレーニングに切り替えましょう。筋肉痛はトレーニングによって傷んだ筋肉を修復し、よりたくましい筋肉をつくりあげる過程で起こるものです。
そのため筋肉痛を起こしている部分は休ませて、筋線維の修復を促すことをおすすめします。タンパク質やブドウ糖を多く含む食事を摂ってよく休息し、痛みがひいてからトレーニングを再開しましょう。