スーパーボールダイエットに使用するボールは、もちろん代用可能です。

同じ位の直径のボールであるゴルフボールやマッサージボールなども使用可能です。

自分でお尻に挟んでみて、腹部にもしっかり力が入る大きさのものを選ぶようにしましょう。

「骨盤底筋群」を鍛えるとなぜ痩せるのか

筋肉の解剖図

スーパーボールダイエットで鍛えられるメインの筋肉は「骨盤底筋群」です。

特に女性が衰えやすい筋肉になりますが、この部分を鍛えることは痩せることに繋がるのです。

骨盤底筋群は鍛えにくい

骨盤底筋群は、その名の通り骨盤の下に張り巡らされているものでいわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉です。

意識がしにくく鍛えるのはなかなか難しい箇所ともいわれています。

しかしこの筋肉はダイエットに大きな影響を与える筋肉でもあるのです。

骨盤底筋群の働き

骨盤底筋群の主な働きは、骨盤周りを引き締め内臓を支えたり排出器官の引き締めにも影響を与えます。

この筋肉が衰えることでお尻が垂れ、お腹が出てくるのです。

骨盤底筋群は、尿漏れを防ぐ筋肉ともいわれ将来的にも鍛えておきたい場所といえるでしょう。

年々衰える骨盤底筋群

骨盤底筋群は、普段の生活ではあまり使用しません。

加齢とともに衰えやすい筋肉で、特に座ることが多い仕事や猫背で過ごしている人は要注意です。

骨盤底筋群が衰えると腰痛や股関節通の原因になるともいわれています。

太もも痩せ成功のコツ

太もも ダイエット

太ももを細くしたいと思っても、なかなか細くならないのが現実です。

それは太ももには脂肪がつきやすいため……。

そこで、この脂肪を燃焼させることで太ももはグッと引き締まっていくはずです。

正しい姿勢で行う

スーパーボールダイエットを行う際に両足に均等に体重をかけ、姿勢を正します。

大腿四頭筋を上に引き上げるようなイメージを持つと膝への負担が軽くなるでしょう。

太ももに脂肪がつく原因の一つに、骨盤のゆがみもあげられるので左右均等に力が入っているかを意識して行いましょう。

足の親指に重心をかける

太ももが太く見える原因の一つに、外側の筋肉の影響が考えられます。

普段から靴の外側が減る、という人は太ももの外側に筋肉が付きやすく太く見えてしまうのです。

足は外股にならないように気をつけて立ち、足の親指側に重心をかけるように意識してみましょう。

重心をかけ過ぎて内股にならないように注意が必要です。

タオルを太ももの間に挟む

スーパーボールをお尻に挟んでいる時に、丸めたタオルを太ももの間に挟むと、更に強い刺激を与えることが出来ます。

タオルが落ちないようにキープしてみましょう。

この時も重心は足の親指サイドになります。

座っている時は膝に挟む

太もものサイズを落としたい人は、座っている際にスーパーボールを膝の間に挟んでキープしてみましょう。

その際ヒールなどの高い靴は避け、腹部にも力が入る坐位の高さに調節します。

ヒップアップ効果が期待出来る大殿筋への刺激は弱くなりますが、内転筋へ負荷をかけることで太もものシェイプに効果的です。

太ももの筋肉太りが気になる人は、マッサージを取り入れて硬い筋肉をほぐします。

【関連記事】太もも&おしりを痩せダイエット方法!効果的なエクササイズで短期間で骨盤のゆがみ・下半身太りを解消!

産後ダイエットにも効果絶大

マタニティ

スーパーボールダイエットは、産後のダイエットにもおすすめです。

緩んだ骨盤底筋群は産後太りを引き起こす

出産後の骨盤は非常に不安定で歪みやすく骨盤底筋群も緩み、産後太りになりやすい状態となっています。

しかし産後はなかなか運動やダイエットは出来ないものです。

スーパーボールダイエットならば、産後の伸びた骨盤底筋群を引締め、弛んだお尻も引き上げてくれるでしょう。

尿漏れ防止にも期待大

出産を境に尿漏れを経験する女性も多いかと思います。

スーパーボールダイエットは尿道の引き締めにも効果的なので、尿漏れを感じている人は是非取り入れてみてください。

【関連記事】産後ダイエットは正しい方法で無理せず成功させよう!痩せ方のコツとサプリや食事などについて

体重は変わらないのにウエストサイズが増えた?

筋トレをしている女性

体重計に乗ると以前と変わらない数字なのに、服のサイズが大きくなってしまうことがあります。

その原因は筋肉の衰えに他なりません。

内臓の場所が下がっている

30代を過ぎると、体重は変わらないのに体のサイズが変わったと感じる人が増えてきます。

その理由は筋肉の弛みが原因ですが、更に内臓の下垂も原因となります。

腹部のインナーマッスルの中に腹横筋というものがあります。

この筋肉は内臓を支える筋肉なので、腹横筋が緩むことで内臓が下垂しお腹がぽっこりと出てしまうのです。

スーパーボールダイエットで鍛える骨盤底筋群はこの腹横筋と連動しているので、内臓の下垂改善にも期待が持てます。

姿勢を正してポッコリお腹を予防する

スーパーボールダイエットで鍛えることが出来る骨盤底筋群は、多裂筋とも連動しています。

聞き慣れない筋肉ですが、脊柱起立筋の一部です。

お尻にボールを挟むことで多裂筋にも刺激を与えることになるので、姿勢の保持にも役立つでしょう。

猫背を改善することでポッコリお腹を予防し、見た目にも整った立ち姿へと変わっていくのではないでしょうか。

スーパーボールダイエットは試す価値あり

ダイエット

ヒップやウエストを引き締めたい人、そして太ももを細くしたい人は、一度スーパーボールダイエットを試してみてはいかがでしょうか。

また、加齢による体調不調や腰痛にも効果が期待出来る優れたものなので、男女問わず一押しのトレーニング方法といえます。

ながらトレーニングの中でも、最も簡単で続けやすい方法です。

ダイエット中は一週間ごとにサイズの測定日を設けると、モチベーションが維持しやすくなります。

スーパーボールダイエットで、理想のサイズを手に入れましょう!

  

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