少々付きが悪いのが難点ですが、シーンに合わせて使用するといいでしょう。

子供にも使用可能なタイプ

市販されている滑り止めの中には、調剤基準をクリアした炭酸マグネシウムの純度の高い製品もあります。

多少口に入ってしまっても大丈夫なので、子供におすすめのタイプです。

使いやすさと使用場所を考慮して選ぶ

同じ粉末状のものでもロジンが入っているか否か、粒が大きいか小さいかなどブランドによって差があるものです。

まずは自分が使いやすいタイプを選択し、その中から自分に合ったものを絞っていくといいのではないでしょうか。

使用場所によっては、滑り止めに関する規定がある場所もあるので確認してから使用しましょう。

炭酸マグネシウムの使用方法

ダンベルトレーニングをする男性

様々な形状の炭酸マグネシウムがありますが、正しく使用することでより高い力を発揮してくれます。

沢山つけすぎない

炭酸マグネシウムは、汗を吸収することで効果を発揮する滑り止めです。

粉が落ちる程沢山使用するのではなく、自分にとってちょうどいい量を見極めて使用するようにしましょう。

公共の場では、手につけすぎた炭酸マグネシウムを叩いて落とすことがないように気をつけたいものです。

炭酸マグネシウムの使用は、粉末を飛ばさないなど周囲への気遣いが必要となります。

ジムでの使用に注意

スポーツジムなどでトレーニングを行う際は、グローブを使用するのが一般的です。

共有する器具を汚さないというマナーをしっかり守るようにしましょう。

どうしても炭酸マグネシウムを使用したい、という人はジム側の許可を取り使用後に綺麗にふき取るなどの配慮が必要です。

クライミングではロジン(松脂)を使用しない

クライマー、女性

クライミングで使用されている滑り止め(チョーク)は、そのほとんどで松脂は使用されていません。

松脂は滑り止め効果を上げるものですが、使用後のべた付きや汚れがデメリットとしてあげられます。

クライミングでの使用には、松脂の有無を確認して選ぶようにしましょう。

白井選手はハチミツを使用する

アスリート達は、炭酸マグネシウムの使用に一工夫加えているようです。

体操の白井選手は炭酸マグネシウムを使用の前に、ハチミツを手に付けています。

また砂糖水などを使用している選手もいるようで、アスリートたちも各々工夫をして使いこなしているのです。

炭酸マグネシウムを使ったおすすめトレーニング

男性 ダンベル

炭酸マグネシウムを使用したトレーニングは多々ありますが、その中でもおすすめのトレーニング方法を紹介していきます。

バーベル・バックスクワット

バーベルスクワットの中でも基本となるバックスクワットは、強靭な足腰を作るトレーニングに最適です。

  1. 左右対称にバーを持ち肩に担ぐ
  2. 肩幅程度に足を開く
  3. 視線を下げないように膝を曲げ、ゆっくりと伸ばす

最初は軽めの負荷で20回程行いましょう。

動画でも紹介していますがセット数は6回を目指します。

スクワットをする際に踵はしっかり床につけておき、胸はしっかりと張った状態をキープすることが大切です。

高負荷の筋肉トレーニングをしたいという人は、まず基本となる足腰を強化する必要があります。

バーベルスクワットは高負荷トレーニングの基礎とも呼べるものです。

【関連記事】フロントスクワットとバックスクワットの効果とやり方!バーベルで大腿四頭筋を攻める!

バーベルカール

上腕二頭筋を鍛えたい人におすすめなのがバーベルカールです。

こちらはダンベルでも代用できるので、自宅でも取り入ることが出来るトレーニング方法となります。

  1. 両手を自然に垂らし、手の平を前に向けた状態でバーを握る
  2. 脇を締めてゆっくりとバーを持ち上げる
  3. バーを下ろす際もゆっくりと下ろす

肘を動かさないように固定しながら、バーを上げ下げします。

また反動を使用して持ち上げたり、手首を曲げたりしないようにしましょう。

1セット15回を目安に3セット行いますので、まずは軽い重量からスタートして徐々に負荷をかけていきます。

チンニング

広背筋や腕などを広範囲で鍛えることが出来るのがチンニングです。

炭酸マグネシウムを使用して取り組みたいトレーニングの一つといえるでしょう。

  1. 肩幅より少し広い位置でオーバーグリップでバーを握る
  2. 肩甲骨を寄せながら腕を曲げ、体を持ち上げる
  3. 腕を伸ばす際はしっかり最後まで伸ばすようにする

上体を丸めないように、自分の出来る回数を3セット行います。

体を持ち上げることが出来ないという人は、まずはバーにぶら下がり30秒から1分間キープするトレーニングをします。

また、斜め懸垂などで徐々に筋力を向上させていくのもいいでしょう。

ボルダリングで楽しみながらトレーニングをする

ロッククライミング

ボルダリングは、近年トレーニングの一環として人気を集めています。

全身の筋肉をフルに使用するスポーツなので、楽しみながらトレーニングをしたい人におすすめです。

使用する炭酸マグネシウムはチョークと呼ばれており、チョークバッグに入れて使用するのが一般的です。

【関連記事】ボルダリング初心者のための東京都内の施設5選!女子や初心者でも楽しめるのは?服装などのマナーも解説!

炭酸マグネシウムを使いこなそう

バーベルで筋トレする男性

炭酸マグネシウムは、正しく使用することでトレーニングの質を上げてくれるアイテムです。

手の汗を吸収し、グリップ力を高めることでよりクオリティの高いパフォーマンスを実現させましょう。

様々な形状のものがありますが、自分が使いやすいものを探すところからはじめてみてはいかがでしょうか。

  

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