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プッシュアップバーは「ハの字」にセットする
手のひらを体の前に伸ばしてもらうと手がかるく「ハの字」になっていることがおわかりいただけるかと思います。手首の位置を考えずプッシュアップバーを体に対して平行にセットしてしまうと、不自然な形で握ることになってしまい手首に負担がかかってしまいます。
ですので基本的にはプッシュアップバーを「ハの字」になるようにセットし腕立て伏せを行う方が手首への負担が少なく無理なくトレーニングができます。
体を深く沈みこませる
プッシュアップバーを使う利点は床との距離が長くなることにより、大胸筋の可動域を広げることにあります。ですので体を深く沈みこませないとプッシュアップバーを使う意味がなくなってしまいます。
プッシュアップバーを使い始めたときは回数ではなくフォームを意識してください。具体的には腕立て伏せを前から見て沈みこませたときに「M」の状態になっているかどうかです。左右の肘を「M」の頂点、頭が「M」の凹んだ部分と見立てて考えます。
筋力や柔軟性などから深く沈みこむことが難しいという人でもせめて手より下までは体を沈みこませないとプッシュアップバーを使う利点はなくなります。
腹筋のトレーニングにも使える!
プッシュアップバーと名前がついていますが腹筋のトレーニングに使うこともできます。
- 足を伸ばした状態で床に座ります。
- 腕は体の横にしたままプッシュアップバーをセットします。
- プッシュアップバーを握り体を浮かせます。
- 足は床と平行にしたまま静止します。
- 20秒から30秒ほど静止したら、元の位置に戻ります。
この方法は腹直筋のアイソメトリックトレーニングです。またこの他にも、4の静止した状態から足を左右に振って動かすハンキングツイストも可能です。ハンキングツイストは主に腹斜筋に効くトレーニングになります。
やってみるとわかりますが慣れていない人なら体を支えるだけでもかなりきついトレーニングです。しかし腹筋トレーニングのバリエーションを増やす意味でもプッシュアップバーを使うことは良いといえるでしょう。
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まとめ
腕立て伏せの強度をあげたい場合、プッシュアップバーの購入はかなり効果的な選択肢になります。費用も安く保管場所も取らない非常に優秀な筋トレ器具なのでご自宅に一つあっても困らないでしょう。
そしてプッシュアップバーの効果を最大限に得るためにも上記にあげたポイントをしっかりと理解し有意義な筋トレをおこなってください。