筋トレ後の食事は非常に重要です。
運動する目的は様々であるため限定は出来ませんが、競技のためのトレーニングであっても、ダイエット目的であっても、追い込んだ筋肉をちゃんと休ませ、しっかりと必要な栄養を補給しないとせっかくのトレーニングが無駄になってしまうこともあります。
今回は筋トレ効果を最大化するための食事についてご紹介します。
筋肉痛は要休息のサイン
筋肉トレーニングを行うと筋肉痛になります。
筋肉痛とは筋肉に負荷が掛かり、筋組織や筋細胞がダメージを受けて破壊されて生じる痛みです。
筋肉痛の痛みは筋肉を休ませろという信号です。
筋肉痛にトレーニングの成果を覚えて更に追い込んでしまう方もいますが、これはいけません。
痛みを感じている間はトレーニングをやめましょう。
無論、全てのトレーニングを中止する必要はありません。痛みの出ていない部位をトレーニングすれば良いのです。
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超回復のサイクルを作ろう
筋肉発達のメカニズム
筋肉痛が起きたら、必要な栄養を与えて筋肉を休めます。
そうすると運動前よりも筋肉量が増え、強化されるのです。
これが筋肉を鍛える基本的なメカニズムで、専門用語では超回復と呼びます。
筋肉痛が出ている時の過ごし方
休養に関しては、アスリートでもない限り学業や仕事がある筈なので、過度な対応は出来ない人が多いでしょう。
ハムストリングスが痛いからと言って、歩かずに生活をする訳にもいきません。
とりあえずはしっかり休んで筋肉痛がする筋肉になるべく負荷を掛けないように過ごせば良いでしょう。
効率的な筋肉発達には栄養補給が重要
逆に栄養補給の面では意識して工夫出来ることはあります。
食べる物、摂取する栄養素は勿論、量やタイミングなども検討する余地があるのです。
トレーニングの成果は最大限活かしたいものです。無論、必要ないものを食べてトレーニングを台無しにするようなことは絶対に避けましょう。
栄養補給のタイミングについて
基本は筋トレ直後に摂取する
まず、食事をするタイミングから確認しましょう。
運動をし終えたらなるべく早く栄養補給する、というのが基本スタイルです。
運動をしてエネルギーを使っていますし、ダメージを修復するための栄養素を、身体は欲しています。
筋トレ直後の身体の状態について
無論、何を食べても良いという訳ではありません。
運動直後の身体は、身体を動かしやすくするためのモードに入ったままです。血液は消化運動のためではなく、大きな筋肉を動かすために使われています。
そんな時に消化し難い物を口にしても、消化器官がついていけないのです。
まずは運動した直後30分くらいのうちに、栄養価が高く消化しやすいものを摂取しましょう。そして、30分が経過した辺りからしっかりした食事で必要な栄養素の種類、量をしっかり食べましょう。