お腹の筋肉を発達させるなら、まずはお腹の裏にある背中の大きな筋肉、お腹の下にある太ももとお尻の筋肉を同時に鍛えるようにしましょう。
背中やお尻・太ももの筋肉が発達してくればお腹の筋肉の発達効率も高くなり、脂肪燃焼効果が格段に違ってきます。
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効率を考えるなら、全身の筋肉を鍛えることができる複合型の筋トレがおすすめ!
体の中の大きな筋肉を鍛えようとすると、例えばスクワットや腕立て伏せ・ダンベル運動など多くの筋トレ種目を行わなくてはならず、初心者の方や時間がない方にとってはかなり困難な作業となってしまいます。
お腹周りのダイエットを目的とした筋トレを効率的に行いたいと考えるのであれば、複合型の筋トレ種目がおすすめです。
筋トレを行うときに背中の筋トレ・お尻の筋トレ・お腹の筋トレなど分けて行うのではなく、背中もお尻もお腹にも同時に効かせながら行う方法があります。
お腹周りダイエットのための効率的な筋トレ、簡単な複合型2種目はこれだ!
背中やお尻も鍛えながらお腹に効かせることができるプランク
全身を鍛える複合型筋トレの代表格といえばプランクです。腕からつま先まで、余すことなく鍛えることができます。
特にお尻や背筋・胸を鍛えることができますが、力を入れる意識だけはお腹に集中しておかなければいけません。
腹筋ローラーならお腹や胸・腕など上半身を集中的に鍛えることができる
腹筋ローラーは、プランクよりもさらに強い負荷で腹筋を鍛えることができる道具です。ローラーを前後に動かしながら行うので、お腹以外にも胸と腕の筋肉も鍛えることができます。
お腹周りの脂肪を減らしつつ、バストアップや二の腕対策も行うことができ、女性が気になる体の悩みの大部分をこの運動1つでカバーすることができるでしょう。
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複合型筋トレ種目を組み込んだダイエットプログラムを作る
余分な脂肪を減らしてお腹を引き締めるためのダイエットを行うには、計画的なプログラムが必要です。何も考えず闇雲に腹筋運動だけを行なっても、効果はなかなか上がりません。
全ての筋トレ種目で同じことがいえますが、筋トレを行なった後はできるだけ早いタイミングでタンパク質を摂取することが望ましいです。筋トレで破壊された筋繊維を、タンパク質で修復することにより筋肉は発達していきます。
補助的にサプリメントを摂取する方法もありますが、日常の食事の中でタンパク質が摂取できれば十分です。筋トレは食事の直前に行うことが望ましいでしょう。
また筋トレは1度に終わらせようとするととても時間がかかるので、例えば朝食前に1セット、夕食前に1セットという具合に1日の中で分けて行うと効率的です。
日常生活の一部を有酸素運動に置き換え、3食の栄養バランスを整え、食事の直前に複合型の腹筋運動を行えば、とても効果的なお腹引き締めプログラムとして機能することでしょう。
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