上腕筋とは?
上腕筋とは上腕二頭筋より深層に位置する筋肉です。インナーマッスルといってもいいかもしれません。上腕二頭筋、上腕三頭筋はよく聞く部位かと思いますが、それらの総称ではありません。
上腕筋の役割
上腕筋は主に肘を曲げる動作に関与します。具体的に言えば物を持ち上げたり、柔道などで相手を引きつけたりと日常やスポーツに関わらず肘を曲げる機会はいくらでもあります。そんな時に上腕二頭筋とともに上腕筋は力を発揮します。
鍛える際にはどうしても力こぶが出来て筋トレ効果が現れやすい上腕二頭筋に注目してしまいますが上腕を強くするという目的では上腕筋も忘れないようにしましょう。
また上腕二頭筋との違いはその働きにもあり、上腕筋は純粋に肘を曲げる動作に働くきます。
どういうことかというと例えば上腕二頭筋を鍛えるならば手首を外側に向けてトレーニングをすると思います。ちょうど力こぶを作るようなイメージで手首を外側に向けるはずです。
ですが上腕筋は手首を内側に向けたまま、つまり手首が自然な状態で肘を曲げても力を発揮します。この状態では力こぶはできませんが(上腕二頭筋が収縮していない)上腕筋はしっかり収縮しています。
上腕筋を鍛える効果
上腕を太くする
上腕二頭筋の深層に位置する上腕筋を鍛えることでより上腕を太くできます。
鍛え方もそんなに難しく考えず、基本的には上腕二頭筋を鍛えようとすれば上腕筋も一緒に鍛えることができます。
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上腕筋のトレーニング方法
先ほど上腕二頭筋を鍛えようとすれば上腕筋も一緒に鍛えられると述べましたが上腕筋を主に鍛えるのであればダンベルトレーニングをお勧めします。