筋トレのサプリメントとしてはもっともメジャーで、筋トレしない人でも知っているのが「プロテイン」。
筋肉をつけるなら、とりあえずトレーニングとプロテインというイメージをもっている人は多いでしょう。
しかし、むやみやたらにプロテインを飲んだところで、その効果を発揮してくれるとは限りません。
プロテインを筋肉づくりに活用するためには、プロテインに関する正しい知識を身につけることが大切です。
本記事では、プロテインについて絶対知っておくべき知識をまとめました。
プロテインとは
プロテイン=タンパク質
プロテインと聞くと、イコール筋トレサプリメントと考える人も多いかもしれません。
しかし、実はプロテインは、私達がよく知っているあの栄養素なんです。
それは「タンパク質」です。
プロテインとは、タンパク質の英語名なんですね。
サプリメントで摂る理由
タンパク質は肉や魚、卵などあらゆる食事からも摂取することができます。
ただし、筋肉をつけるトレーニングをする場合、通常よりも多くのタンパク質が必要になります。
それを食事のみから摂取するのは大変ですから、サプリメントの形で補うことが多いのです。
プロテインの効果
プロテイン(タンパク質)は、体をつくる働きをする成分として知られています。
もう少し具体的に言うと、筋肉などを形成したり、栄養分を輸送したり貯蔵したりと、あらゆる場面で活躍しています。
筋トレサプリメントの観点から言えば、注目されるのはもちろん、筋肉づくりの役割ですよね。
トレーニング後の摂取することにより、筋トレの効果をより高めることができます。
詳しくは後ほど説明しましょう。
プロテインとアミノ酸の関係
プロテイン(タンパク質)は、アミノ酸が結合してできている成分です。
アミノ酸含有を謳うサプリメントは多くありますが、基本的にはプロテインにも含まれているのです。
ただし、プロテインとして取る場合とアミノ酸として摂る場合、その効果は必ずしも同じではありません。
例えば「BCAA」というアミノ酸サプリメントがありますが、プロテインを摂る場合と比べて筋肉を形成する効果は高いと言われています。
プロテインの種類
市販されているプロテインには、大きく分けて3つの種類があります。
ホエイプロテイン
最も多く販売されているプロテインです。消化吸収が早い特徴があります。チーズの生成過程でたくさん取れるホエイ(乳清)から作られています。
カゼインプロテイン
ホエイプロテインと比べ消化吸収が遅い特徴があります。牛乳に含まれるタンパク質の80%を占める成分(カゼイン)から作られています。
ソイプロテイン
カゼインプロテインと同様、消化吸収が遅い特徴があります。イソフラボンを含み、女性らしい体づくりにおすすめしたいプロテインです。を大豆を原料としています。
役割が異なる3つのプロテイン
消化吸収の早いホエイプロテインは、トレーニング後の摂取に向いています。
消化吸収の遅いカゼインプロテイン、ソイプロテインは、食前食後に飲むことで、満腹感を得られやすくなります。
もちろんこのような飲み分けは、それぞれの特性から推奨されるものであり、必ずしもこう飲まなければいけないというわけではありません。
いくつも使い分けるのは煩わしいと感じる人は、一種類であってもまったく問題ありません。
フレーバー付きプロテインの疑問
プロテインは美味しくない?
プロテインを摂取するときに大きな問題となるのが、独特の粉っぽさや味ではないでしょうか。
もちろん慣れてしまえばなんということはないのですが、飲む度に苦痛を味わうようでは、なかなか続けることができませんよね。
フレーバー付きは成分を確認して
そういった悩みを解消すべく、さまざまな味付けをしたプロテインが販売されています。
「チョコレート」「バナナ」「ストロベリー」など、さまざまなフレーバーがあり飽きることはありません。
もちろん、フレーバー付きのプロテインであってもプロテインとしての効果は変わりありません。