下腹ぽっこりの「負のスパイラル」
加齢と共に下腹がぽっこりしてしまう方は多いでしょう。
男性でも気にしている方はいるかもしれませんが、女性の方が筋肉の量が少ないこともあり、少し太ってくると下腹のシルエットが崩れやすいと言われています。体型はそれほど変わらないのに下腹だけがぽっこり、なんてことも珍しくありません。
筋力の低下などで内臓が下がってきてしまい、そこに乗るように脂肪がつく。正に負のスパイラルです。
とは言え、ダイエットのために時間やお金を割くのも出来るだけ避けたいところ。例え金銭面をクリアしたとしても、忙しい生活を送っているとトレーニングへのモチベーションも続かないものです。
またトレーニングは継続しなければ決して効果は出ないでしょう。
運動や筋トレをやるのであれば、手軽で即効性のあるものをやりたいところです。
続けなければ効果はでない!「継続性」にこだわる
無論、食生活をおざなりにしてはいけませんが、下腹ダイエットに欠かせないのが適切な運動です。
先走る気持ちのまま、無闇に腹筋やウォーキング、ランニングをする方がいますが、やり方によっては効果が半減なんてことも珍しくありません。結局、慌てて動いてもあまり実りはないのです。
効果的に下腹ぽっこりを解消するために、まずは継続性を気にしましょう。
一日で大量の筋トレをメニュー行っても、急激に筋力がアップすることはありませんし、基礎代謝が跳ね上がることもありません。やはりある程度の期間、継続的にやることで効果が出てきます。
すぐに下腹のたるみを無くしたいからといって、無理な運動や食事制限などのダイエットをしても、場合によってはリバウンドの元となったり、あるいは怪我をして逆効果になることもあります。
最初では出来る範囲からスタートする、これが重要です。
まずはテレビなどを見ながら、気軽にダイエットエクササイズをする、という気分で進めていきましょう。
骨盤のゆがみはないですか?
具体的なトレーニングに進む前に、以下のポイントを確認しましょう。
- いくらトレーニングをしても下腹がぽっこりしている。
- 食事制限をしても下腹が引き締まらない。
上記に該当する方は、骨盤が歪んでいる可能性があります。
このケースでは、骨盤を矯正しただけですっきりしたという方も少なくなりません。
気になる方は一度、専門医やトレーナーに相談しても良いでしょう。
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腹筋は「下腹ぽっこり」にはあまり効かない
下腹のぽっこりを解消するために、腹筋を行う方は多いと思います。
確かに基礎代謝が上がるため無駄とは言いませんが、普通の腹筋ばかりしても、あまり下腹のダイエットには繋がりません。
胃や臍の辺りに効果は出ますが、下腹には殆ど効かないと思ってください。
では、どんなトレーングが下腹の引き締めに効果的なのでしょうか。
具体的なダイエットを見ていきましょう。
気になる下腹のたるみをなんとかする!即効ダイエット、5つのポイント
寝そべりながらダイエット
- 床に横になります。両手は広げておきましょう。
- 足は揃えるようにし、リラックスして伸ばしましょう。自分の体が十字架のような体勢です。
- その姿勢から両足を伸ばしたままで持ち上げていきます。スピードはゆっくりで勢いはつけず、90度持ち上げます。
- 持ち上がったら、今度は元の体制に戻してください。戻す時も勢いはつけず、ゆっくりやりましょう。
ポイントは痩せたい部分の下腹に意識を集中すること。
この部位の筋肉を使うことが大事なので、使うことをイメージしながらやりましょう。