交互に片足ずつ跳んで速いステップを養ったり二重跳びや腿を高く上げるダッシュ跳びなど変化を加えながらウォーミングアップを行います。10分〜20分を目安にインターバルをはさまずに最後まで通してウォーミングアップをしていきます。
トレーニングメニュー③:シャドーボクシング
十分なウォーミングアップが終了したらシャドーボクシングに入ります。シャドーボクシングは鏡の前で行い自分のフォームをチェックする時間でもあります。
パンチを最短距離で打っているか、拳を素早く元に戻しているか、腕が下がっていないかなどをひとつひとつ確認します。単発で行うパンチだけでなくコンビネーションパンチもチェックしていきます。
鏡の前でフォームの確認が終わるとリングの上でフットワークしながら実践的な動きでトレーニングを進めます。
トレーニングメニュー④:ミット打ち
ミット打ちはトレーナーと一緒に行います。トレーナーからの指示でトレーナーのミットにパンチを打ち込んでいきます。トレーナーによって指示が違うのでコンビネーションパンチの種類も変わりますが順応性を高めることができます。
またトレーナーにパンチを打ちながらトレーナーからのパンチもガードして進めるので防御力も同時に養うことができます。ガードの距離や位置など基本的な点に注意しながら練習を行います。
トレーニングメニュー⑤:サンドバッグ
サンドバッグもコンビネーションパンチを打ち込みながら練習していきます。サンドバッグでトレーニングをする際も気を付けたい点や確認するポイントを頭に入れて練習します。
サンドバッグを打った時の揺れ具合でパンチ力を確認することができます。さらにサンドバッグの揺れ方を相手ボクサーの動きと想定しながら「パンチを打ってよける」という動作を繰り返し体で覚える練習ができます。
トレーニングメニュー⑥:スパーリング
実践的な練習としては最も効果の大きい練習方法です。スパーリングはケガのリスクが大きいので、ヘッドギアを装着し負担のかかりにく大きめのグローブで練習を行います。
スパーリング相手と本番と同じようにパンチを打って進めるので実践練習としてとても役に立ちます。ヘッドギアと大きめのグローブ以外は試合とほぼ同じ状態で練習することになります。
さらにヘッドギアを装着せずパンチを軽めに当てたり寸止めしたりする「マスボクシング」という練習もあります。パンチを当てることだけを考えてしまい、シャドーやサンドバッグでチェックした全ての確認ポイントを忘れないために行う練習です。
マスボクシングはパンチを強く打たず基本的な動きを確実に体に覚えさせるためのトレーニングとなります。
トレーニングメニュー⑦:パンチングボール
ボクシングジムにあるトレーニング用具で、上からぶら下がっているボールを連続で叩いている場面をテレビや映画で見たことがあるのではないでしょうか。
パンチングボールを使ったトレーニングは速い動きを捉える動体視力が鍛えられます。またパンチングボールは叩くと速いスピードで揺れるのでそれを交互に片手ではたいたりして「パーリング」という相手のパンチをはたく技術が身につきます。
トレーニングメニュー⑧:筋トレ
ボクシングの練習が一通り終わったら最後に筋トレを行います。ボクサーの筋トレはただ筋肉を鍛えればいいというものではありません。ボクサーは余計な筋肉を鍛えてしまうとパンチのスピードが落ちてしまう可能性があります。
その上筋肉が増えると体重も増えるので注意が必要です。ボクサーはパンチ力をアップさせるためにも体幹や下半身、背筋を中心に強化しなければなりません。
マシンを使用したウエイトトレーニングとダンベルなどのトレーニングアイテムを使った筋トレの他に、スクワットなどの自重トレーニングを折りこんで進めます。大きい筋肉から動きを重視した筋肉までボクシングに欠かせない筋肉だけを鍛えていきます。
食事は野菜とフルーツのみ
菅田将暉が行った肉体改造の過程は3つです。
- 体重を10kg増やす
- 必要な筋肉を身に付ける
- 余分な脂肪を落とす
菅田将暉は付けた筋肉を美しく見せる為にボクサーばりのダイエットにも挑戦していました。その方法は実に単純で、炭水化物をほとんど取らずに食事は野菜とフルーツのみで過ごす「炭水化物抜きダイエット」です。
実は大の銭湯好き
ちなみに、菅田将暉は自他共に認める大の銭湯好きでも知られています。そのハマりっぷりは軽く周囲を引かせるほどで、本人曰く「週に4回は行っています」とのことです。
銭湯ではリラックス効果の他に大量の汗をかくことで体の自浄作用が高まるとされています。もしかすると、この銭湯通いこそ菅田将暉が辛いトレーニング・ダイエットに耐えられた要因なのかもしれません。
菅田将暉はまさにカメレオン俳優だった
いかがでしたか?今回は、ネットやSNSを騒がせている菅田将暉の筋肉が本物なのかについて徹底的に検証してみました。結論として、2017年現在の彼はファンが認める筋肉俳優に大変身したということです。
ただ、よく思い返してみると菅田将暉はその時々の合わせて体型から雰囲気と細部に至るまで変わっています。つまり、菅田将暉は筋肉のあるなし以前に俳優として役作りにストイックすぎただけという訳です。
まさにカメレオン俳優と呼べる菅田将暉、彼のようにトレーニングに励み鍛え抜かれた筋肉を目指してみて下さい。
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