一口に腹筋と言ってもトレーニングの種類は様々です。
今回は足上げ腹筋と、腹筋運動と関連する身体のトラブル・腰痛についてご紹介します。
足上げ腹筋は負担が大きく腰に負担が!
皆さんは足上げ腹筋にどのような印象を持っていますか?
足上げ腹筋は、一見すると普通の腹筋運動に比べて楽に出来そうにも見えますが、床に寝た状態で足を上げる動作を繰り返すという動作は、実は普通の腹筋よりも腰に大きな負担が掛かるのです。
腰にそれほど負荷が掛からない方法として、膝を曲げた状態から足を胸のほうへ引きよせるトレーニング方法もあります。
次の関連記事を参考に、自分の筋力や身体のコンディションに合わせて取り入れてみましょう。
【関連記事】【永久保存】足上げ腹筋(レッグレイズ)で腹筋を絶対に割る!
腰痛持ちの人は腹筋は注意して!
腹筋トレーニング中に腰が痛くなる!
元々腰痛に悩んでいる方は、腹筋を鍛えることで腰痛が改善される場合もありますが、そもそも腹筋をする動きだけで腰に痛みを感じてしまうこともあります。
腰痛がある場合はトレーニングを始める前に医師に診察してもらい、相談したうえで行うのが良いでしょう。
どこをどう痛めているか、果たしてどの腹筋トレーニングならば腰に負荷を掛けずに済むのか。それを知ることが重要です。
足上げ腹筋前に、まずは柔軟性を向上させることが大事
腹筋を鍛えて腰痛を改善したいのに、トレーニングで更に腰を痛めてしまっては本末転倒です。
そこで、腹筋トレーニングに取り組む前に、まずは柔軟性を上げることを心掛けましょう。
柔軟性が低いままでは、反り腰の状態で足上げ腹筋を行うことになり、腰痛を悪化させてしまいます。
柔軟性が上がり、腰を反らずに足を支えられるようになってきたら、普通の腹筋運動も取り入れるのが良いでしょう。
腰の柔軟性を上げるストレッチ方法
腰の柔軟性を上げるストレッチは、次の動画と関連記事を参考に行いましょう。
【関連記事】腰痛を軽減する腰のストレッチ方法とは?
腰痛を避ける方法や柔軟性の大切さが分かったところで、さっそく足上げ腹筋にチャレンジしてみましょう。
腰痛にならない足上げ腹筋のやり方を教えます!
足上げ腹筋で鍛えられる部位
レッグレイズとも呼ばれている足上げ腹筋は、腹筋の中でも次の筋肉を鍛えられるトレーニングです。
- 腹直筋(下腹部)
- 大腰筋・腸骨筋(腰部)
足上げ腹筋では腹直筋と、上半身と下半身を繋いでいる筋肉でもある腸腰筋を鍛えることが出来ます。
ぽっこり下腹を引き締める効果の他に、姿勢改善や便秘改善にも効果的です。
足上げ腹筋で腰を痛めない2つのテクニック
足上げ腹筋は仰向けに寝て足を上下させる運動です。
場合によっては腰に大きな負荷が掛かり腰痛やケガの原因になるため、負荷を調節しつつフォームを意識して行いましょう。