スクワットで下半身の筋肉を鍛えると、下半身に流れる血液をスムーズに送り出せるようになります。
これにより全身の循環機能が向上し、冷え症の改善や基礎代謝アップに繋がります。
スクワットの消費カロリーとは?
スクワット15回は腹筋500回に匹敵する?
筋トレに励む方々の中では、スクワット15回は腹筋500回に匹敵するなどと言われています。
確かに身体の7割を占める筋肉を刺激できるスクワットと、腹直筋をメインにおいた腹筋とでは、鍛えられる筋肉量がまるで違いますから、あながち間違いとも言えません。
しかし、そうはいってもスクワットは下半身の上下運動に過ぎません。
実際問題、その消費カロリーはどれくらいなのでしょうか。
スクワットと腹筋の消費カロリー比較
では早速、スクワットと腹筋運動の消費カロリーを比較してみましょう。
消費カロリー | スクワット | 腹筋運動 |
1回 | 0.42kcal | 0.56kcal |
15回(1分間) | 6.33kcal | 8.44kcal |
このように消費カロリーのみに着目すると、スクワットが特に秀でている訳ではないことが分かります。
基礎代謝の向上こそダイエットでは重要
とは言え、先程述べた基礎代謝アップは脂肪燃焼にかなり効果がありますので、たとえ消費カロリーが少なくとも落胆する必要はありません。
ダイエットの基本は、食事制限と基礎代謝の向上です。
例えば何気なく歩いている時も、スクワットで基礎代謝が上がった分、同じ距離を歩いたとしても消費カロリーは大きくなります。他の運動をした時も同様です。
このようにスクワットは「より効率良くダイエットを行うためのダイエット」でもあるのです。
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スクワットの正しいやり方
では、最後にスクワットのやり方をチェックしておきましょう。
- 足を肩幅程度に開き、つま先はまっすぐ前を向けます。手は肩と同じ高さに真っ直ぐに伸ばします。
- 股関節から、後ろに曲げるように膝と一緒に落としていきましょう。
- 地面と太ももが平行になったら、この状態を3秒キープ。
- ゆっくり上げていきます。元の姿勢に戻って下さい。
■トレーニングのコツ
膝がつま先より前に出ないように心掛けましょう。
目標回数とトレーニングの頻度
慣れないうちは2、3回行うだけで太腿付近が張ってしまうかもしれません。
反動をつけるトレーニングではない分、正しい姿勢で行うと想像以上に疲れます。
休みながらで構いませんので、一日50回を目標に行いましょう。
スクワットは毎日行う必要はありません。
2、3日に1回程度を目安にトライしましょう。
まとめ
如何でしたか?
自宅でもオフィスでも手軽に始められるスクワットダイエット。
お腹周りにも足痩せにも効果がありますので、是非試してみてください。
スクワットに他の運動も一緒に取り入れることで、更なる効果も期待できます。
理想のスタイルを目指して、習慣化出来るようコツコツ取り組みましょう。
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