そもそもダイエットによる食事制限中は常に体がエネルギー不足状態なので、筋肉も減る一方の状況。なので筋トレを行う事でガチガチの筋肉質になってしまうという心配は不要なのです。

筋トレを用いたダイエットのポイントは

トレーナーによる指導風景

ダイエットをより効果的にする筋トレ。その効果をフルに発揮する為のポイントはしっかり押さえておきましょう。

部分的な筋トレはNG

部分痩せを狙ってその部位だけを局所的にトレーニングする行為は間違いです。むしろ全身を満遍なくトレーニングしなければ本来の目的である「代謝アップ」に繋がりません。筋肉の連動性なども考え、しっかりとメニューを組みましょう。

軽い負荷の筋トレは効果薄

筋肉とは体に限界ギリギリの負荷を与える事で活発化し、鍛えられていくものです。なので軽めのメニューをいくら繰り返した所で、思った様な効果は得られないでしょう。回数より質が大事なのです。

かといって、運動不足だった人がいきなり高負荷の筋トレを続ける事が出来るかといえば、それは難しいといえるでしょう。そのような場合は軽い負荷の筋トレから始め、計画的に高負荷のトレーニングへとシフトするようにしましょう。無理は怪我の元でもあります。

筋トレは有酸素運動の前に

実は最も重要なポイントが筋トレを行う順番だったりします。先に何度も述べていますが、筋トレは「脂肪の燃焼を促すもの」であり、有酸素運動は「脂肪を燃焼させるもの」とそれぞれの役目が違います。

筋トレは有酸素運動の前に行う事でその役割を発揮するのであって、逆に有酸素運動後に行うとホルモン分泌など本来の機能は低下してしまいます。なので筋トレは必ず有酸素運動の前に。

筋トレは脂肪燃焼の為にくべる薪だと思ってください。

ダイエットに効果的な筋トレメニューは

ヒンズースクワットをする男女

それでは有酸素運動と併せて行いたい筋トレメニューを御紹介いたします。器具不要で思い立ったらすぐ実行できる基本のトレーニングなので、気負わず無理せず挑戦してみてください。

スクワット

https://www.youtube.com/watch?v=u8uVIqV8m8M

脊柱起立筋・大臀筋・大腿四頭筋・ハムストリングスなど下半身の強化に効果的です。シンプルなスクワットに慣れてきたら、ダンベルやケトルベルなどを利用して更に負荷をプラスすると良いでしょう。

ブルガリアンスクワットやピストルスクワットなどバリエーションも豊富なので、飽きる事無く楽しめるメニューでもあります。

【関連記事】フルスクワット/ハーフスクワットで下半身の筋トレ!その効果とやり方、違いを検証!

プッシュアップ

https://www.youtube.com/watch?v=0_6FienQZuk

筋トレでお馴染みの腕立て伏せです。こちらは上腕筋群や三角筋、胸筋など上半身に効果的なメニューです。

通常のプッシュアップが出来ない人は、立った状態で壁に向かって行う壁プッシュアップや、膝をついた姿勢から始める膝つきプッシュアップから始めてみてください。

【関連記事】腕立て伏せを効率的に!プッシュアップバーの基礎知識

カーフレイズ

https://www.youtube.com/watch?v=yZJ-8_cfycE

つま先立ちトレーニングです。主にふくらはぎ(ヒラメ筋)の強化が出来ます。地味に負荷の高いトレーニングですが、慣れたら段差などを利用したより高負荷のカーフレイズにシフトしてみましょう。

血行も良くなるので、足のむくみや冷え性でお悩みの女性におすすめです。

【関連記事】ふくらはぎに効果的な筋トレ方法とは?

クランチ

https://www.youtube.com/watch?v=yo7nPfJWMVc

腹筋運動です。腹直筋などのインナーマッスルを鍛えるのに欠かせないトレーニングです。バイシクルクランチなどは腹斜筋に効果的なので、引き締まったウエストやくびれ作りを目指すなら是非お試しください。

【関連記事】クランチ(腹筋)の正しいやり方とは?腹筋の筋トレ方法解説

マウンテンクライマー

https://www.youtube.com/watch?v=Q-Fd81KOc-U

プッシュアップのアレンジ……といいたい所ですが、このマウンテンクライマーは全身の筋肉を刺激するパーフェクトトレーニング。更にゆっくりとやる事で筋トレでありながら有酸素運動の効果も得られるという万能さがあります。

そんなお得感満載のマウンテンクライマーですが、器具なし自重トレーニングの中でもかなりハードな部類に入るものなので無理は禁物です。自分に合ったペースと回数から始めましょう。

ダイエットを失敗しない為に

ストレッチをする女性

今回はダイエットの為の運動についてお話しました。

「筋トレと有酸素運動の組み合わせこそが最強」といいましたが、運動初心者や体力のない人ならば、最初の筋トレだけで疲弊してしまうでしょう。心が折れかけてしまうかも知れません。

しかし挫けず継続する事で、体は必ずあなたの努力に応えてくれるはずです。無理が過ぎないメニューを組み、長期的な計画を立てる事こそが失敗しないダイエットの秘訣です。そして運動だけでなく、食事療法も併せて取り組んで行きましょう。

  

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