ただしバンドタイプはチューブタイプより若干耐久性が劣るので、使用前後に亀裂の有無などこまめなチェックをした方が良いでしょう。
自宅で簡単!基本のチューブトレーニングメニュー
それではゴムチューブを利用した、自宅でも出来る基本トレーニング法を御紹介します。人目を気にせずじっくり自身のペースで取り組んでいきましょう。
チューブアームカール
- 足を肩幅程度に開き、チューブの中ほどを両足で踏む。
- 掌を上向きにチューブを握り、ゆっくり肘を曲げる。
- 同様にゆっくりと肘を伸ばす。これを目標回数繰り返す。
ダンベルカールのチューブ版、上腕二頭筋を鍛えるトレーニングです。背筋を真っ直ぐにした状態で肘をゆっくり曲げ伸ばしするのがポイントです。
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ゴムチューブトライセプスエクステンション
- チューブを右足、若しくは左足で踏む。
- ゴムを踏んでいる足と同じ側の手でゴムのもう一端を持ち、背後に腕とゴムを回す。
- 背後へ曲げた腕(肘)が頭の位置にある事を確認し、ゴムを張る。
- ゆっくりと肘を伸ばし、頭の上まで腕を上げる。
- 数秒その状態を保ったら、腕を元の位置に戻す。これを目標回数繰り返す。
アームカールと同じく、ダンベルをゴムチューブに替えたトレーニングです。主に上腕三頭筋を強化する働きがあります。
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チューブラットプルダウン
- チューブを肩幅程度の長さにして、両手でしっかり握る。
- そのまま腕を頭の上に上げ、ゴムを伸ばしながら腕を下ろす。
- 腕を下ろす際、ゴムは背後に回す。これを目標回数繰り返す。
広背筋をメインとする背中の筋肉を鍛えるトレーニングです。胸を張り、肩甲骨を意識しながら繰り返すと良いでしょう。
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チューブプッシュアップ
- チューブを背中に回し、うつ伏せに横たわる。
- チューブの両端をしっかり握り、そのまま腕立て伏せをする。
普通の腕立て伏せにゴムチューブの負荷をプラスしたトレーニングです。シンプルながらも上腕筋群・背筋群・大胸襟など幅広い筋肉に作用し、効果的に筋肉を鍛えてくれます。
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チューブスクワット
- 足を肩幅程度に開き、チューブを握る。
- チューブを肩の後ろから背負うように引っ張り、そのままスクワットをする。
下半身筋トレの王様と呼ばれるスクワットにゴムチューブを利用し、更に負荷を追加したトレーニングです。とてもハードなトレーニングといって良いでしょう。大臀筋・脊柱起立筋・大腿四頭筋・ハムストリングスなど、下半身への効果は絶大です。
紐状チューブの他に、リング状のゴムバンドを使用した方法もあります。
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チューブクランチ
- 仰向けに横たわり、足を上げ膝を90度に曲げる。
- 両足裏にチューブを通し、チューブの端をしっかり握る。
- 背中を丸めるようにゆっくりと上体だけ起こし、また元の姿勢に戻す。これを目標回数繰り返す。
チューブクランチは腹筋運動が苦手な人におすすめのトレーニング方法です。チューブの伸縮性が上体を起こす手助けをしてくれるので、無理なく腹筋を鍛える事が出来ます。
【関連記事】クランチ(腹筋)の正しいやり方とは?腹筋の筋トレ方法解説
チューブひとつで充実筋トレ生活
手軽で安全、そしてコスパも最高のトレーニング用ゴムチューブを紹介しましたが、いかがでしたか?
筋トレとは同じメニューを繰り返し反復する事でじっくり筋肉を鍛え上げる事です。そんな中で毎度似通ったトレーニングにちょっと飽きてしまったり、身体が慣れてしまう事もありますよね。
そんな時にゴムチューブを使って気分転換してみたり、負荷を加えて日々のトレーニングのアクセントにしてみるのも良い事だと思います。また、オリジナルのゴムチューブ活用法を新規開拓してみるのも楽しいのではないでしょうか。